「中国で流行っていること(もの、人等)、自身の関心のあること」山下 真周(北京師範大学)

早くもオンライン留学がスタートしてから3ヶ月が経過しました。今回のレポートテーマである中国での流行については中国に渡航できていないので、微博や微信での友人とのやりとりから情報を得ることしかできていません。

まず中国では、抖音(中国版Tik Tok)、快手,B站などのショートビデオ、インターネット流行用語、共有自転車、直播(インターネット配信)、ネットショッピングなどが流行っているようです。抖音、快手,B站などのアプリは日本で制限がかけられているため、直接使用することができないが、たまにインスタグラムなどで流れてくる抖音の動画を見ると、すごく面白い動画や日常的にごく普通の光景の裏側にある人々の優しさなど、様々なジャンルの動画がアップされているように感じました。直播(インターネット配信)では、配信中にいろんな商品を紹介し、画面に表示されるリンクからその商品を購入できる仕組みになっています。授業で見た資料動画によると、ここ数年中国ではネットショッピングと物流産業の発達が著しく、現在中国の若者は、“家”以外の食品を含めた全ての日用品をネットショッピングで済ましているとのことがとか…。そのため、配達員はすごく大変な仕事であり、早朝5時から配達の仕分け作業が始まり、1人あたり一日数百件の品物を配送している実態です。中国では11月上旬に“双11”というスペシャルセール期間があり、この期間は特に忙しくなるそうです。(写真1)は北京師範大学構内の集荷場所で学生が受け取りをしている様子です。(微博より)

写真1

また、中国では、The9というガールズグループや易烊千玺,王一博,Justin黄明昊、蔡徐坤などのアイドル歌手が人気あるようです。ネットで彼らについていろいろ調べてみました。特に目を引いたのが、The9のメンバーである刘雨昕(写真2)です。彼女は自分の信念を貫き通し、努力を重ね、アイドルとしての固定概念を変えた1人であると思います。彼らは自分と同じくらいの年齢にも関わらず、自分の夢中になれることが見つかり、さらに成果として現れていることが少し羨ましく感じます。私は、留学の目的の一つとして掲げていた将来の方向性については、まだ迷走中ですがこれから少しずつ明確なものにしていければと考えています。そんな中私自身、この3ヶ月間を通して自分の中でのちょっとした成長を感じています。以前から中国のバラエテイ番組やドラマに興味関心があり、休日を利用して鑑賞しています。

しかし、変化した点として、以前よりも言葉に敏感になったことが挙げられます。授業で新たに学んだ単語が番組に出てくると、敏感に反応し、妙に興奮します。その場で意味や活用も再度復習できるので一挙両得だと感じています!

写真2