「留学に向けて取り組んだ準備と留学に向けた思い、困ったこと」大塚萌々(北京語言大学)

・困ったこと
留学する大学が決まってから実際に授業に参加できるかも分からず、毎日メールボックスを確認する日々が続きました。8月ごろになるともう諦めの気持ちもあり、就職活動を始めてみたりしていましたが、自分の大学の履修登録締め切りギリギリに留学先の大学のオンライン授業開講の連絡が来て、ようやくかと喜ぶと同時に準備に大忙しの9月末となりました。
授業開講の連絡が来てからというもの、毎日we chatを見ています。というのも、履修登録にあたる書類提出や授業に参加するためのことは全てwe chatにて伝達されるからです。日本で言うとwe chatはlineのような立ち位置にあたると思っているのですが、そう考えるとwe chatで授業に関するやり取りをしているのはなんだか奇妙な感じがします。いきなり始まる授業ですが、先生たちが生徒の質問に対して素早い対応をしてくれるので助かっています。しかし一方で自分の言いたいことがきちんと伝わっているのか、自分が勘違いしていないかなどの不安はあります。

・準備
留学に際しての準備としてはHSKを受け、中国のバラエティやドラマを見るなどしました。試験を受けて、他の能力に比べてリスニングが低いことが分かり自分の今後の学習の目標がはっきりしました。リスニング能力の向上につながるよう、積極的に中国語に触れるのが今月の目標です。

授業開講に当たってまず北京語言大学の先生からクラスについての説明がありました。その際にはvoov meetingというzoomのようなappを使ったのですが、先生の問いかけに対して大勢の生徒が積極的に答える姿が印象的でした。今年の前半は日本でオンライン授業を受けていましたが、なかなかここまで反応するような機会はなかったからです。その姿をみて、自分も物おじせずに積極的に反応しなくては留学の意味がないと感じました。私は正直、大声を出すことが苦手です。そんな私にとって中国語はかなり強敵でした。何においてもそうですが、ぼそぼそ話しても分かってもらえない。そう分かってはいるのですが、発音あっているかな、文法間違ってないかなと考えると途端に声が小さくなって負のループに陥ることも多々。今回の留学を機に、自信をもって中国語を話して会話を楽しめるように勉強していきたいと考えています。

HSKの結果が送られてきた際の封筒