「中国語の勉強方法」大塚 萌々 (北京語言大学)

日頃から先生がおっしゃるのは「多听多说」、たくさん聞いてたくさん話すという意味ですが、私はこれを習慣化するのに苦労しました。最近になって自分が楽しく続けられる方法をようやく見つけました。最初はドラマを見るといいと勧められることが多かったのでいくつか見てみたのですが、会話のスピードが速すぎて字幕があっても分からないまま次に進んでしまうことが多かったので長続きしませんでした。バラエティー番組はドラマほど話が複雑でないことも多いし、何をしているのかが比較的分かりやすかったので私はバラエティー番組の方が好んで見ています。あと好きな芸能人がいるといろいろな動画を見るのが楽しくなるかなと思います。Weiboで直播を見るときは字幕が存在しないので必死にリスニングするしかなく、勉強になります。

話すことに関しては聞くのより機会を作るのが難しいのでオンラインで会話レッスンをしたりしています。あとは授業中に発言することを心がけるようにしています。そしてこれも良くあるやり方ですが、中国語の歌を覚えて発音の仕方を真似するのも個人的には楽しいです。日本の歌がメロディーはそのままに歌詞が変わっているものもあります。

 

さて三月になり後半の授業が始まりました。前期よりは少し余裕があるかなと思い、読解の授業を増やしてみましたが、毎回の文章が興味深い内容で新しい文章を読むのが楽しみです。そして宿題が結構な頻度で出されるのですが大体作文が必要なもので、誰かに添削していただけるとありがたいなと思っていたのですが、先日すすめられたhellotalkがとても役立ちました。日本語を学んでいる中国人とお互いに添削し合うことが出来るアプリなのですが、自然な言い回しに直してくれるので勉強になりますし、勉強のモチベーションにもなります。

 

「中国っぽさ」を探すと、どうしても食べ物になってしまうのですが(笑)、先日初めて海底捞に行くことが出来て、そこで火鍋が大好きになりました。辛いものはそこまで得意ではないのですが小料などをいろいろ試してみたり、店内の非日常感(中国っぽさ)を体感することができ、また行ってみたいと思いました。

没有什么比不上一顿锅的