「中国のものに触れるために」小林凜(広西大学)

中国のものに触れるため、最近は中国語の本を手に取ったり、地元の中国物産店に行ったりしています。

本は、料理好きな母が集めた食べ物に関するものをよく見ています。地域によって料理の特徴が大きく異なっていたりするのがとても興味深いです。中でも私が気に入っているのは爱厨房『家庭手作面食全书』(2019,北京科学技术出版社)という馒头・包子などの小麦粉料理のレシピ本です。小麦料理を作ることは日本の家庭であまり身近ではありませんが、皮の基本的な材料は小麦粉・イースト・水の3つととてもシンプルで意外と簡単に作ることが出来るそうです。また、見たことのない餃子の包み方もたくさん紹介されていて、時間を見つけて是非作ってみたいと思っています。

また最近は、立川にある「友誼食府」という中国料理のフードコートが併設されている中国物産店に訪れました。焼き小籠包と牛肉麺、モミジを食べ、煎餅果子をテイクアウトしました。

料理をはじめ、現金ではなく独自のカードで支払うキャッシュレス決済方式も本場の中国らしさがあり、店員さんやお客さんもほとんどが中国の方で、まるで中国現地にいる気分になりました。また、店員さんもお客さんも気さくで、初めてで戸惑っているところ丁寧に教えてくれたり、話をしてくれました。もっと中国語で話すことが出来れば良かったのですが、中々出来なかったので是非また訪れたいと思っています。