「大学のオンライン授業、休日の過ごし方」 福崎文香 (浙江大学)

オンライン授業が始まって早1か月ちょっと、最初は不安もありましたがだいぶ慣れてきました。クラスメート含め、「中国に行けたらなあ」という気持ちはいつもどこかにありますが、置かれた環境を最大限に活かしたいと思っています。(どうやら、韓国人の学生は少し前から中国に入国できるようで、同じクラスの韓国人の子が10月中旬から中国に渡ったようです!日本人も早く行けるようにならないかなあ。)今回のレポートでは、来年度留学予定の方の一助になるべく、授業と休日の過ごし方について書きたいと思います。

 

■大学のオンライン授業

・プレイスメントテスト

6段階にレベル分けされていて、授業開始前のプレイスメントテスト(=钉钉というアプリ上で先生とのオンライン面談。教科書を音読後いくつかの問題に答えるという形式。)により仮のレベルが決定されます。授業開始後2週間まで、学生自身の希望により上のクラス又は下のクラスに移動が可能です。ただ、ここで少し問題なのが、必ずしも自分のレベルにぴったり合ったクラスがあるわけではないことです。例えば、自分にはレベル1は簡単すぎるがレベル2は少し難しい…といったように。また、レベル2と決めたら全科目がレベル2となるため、科目ごとに得意不得意があるとクラスの選択はかなり悩ましいものとなります。2週間の間に授業やクラスメートの様子(レベル)を見ながら、自分で判断できないようだったら先生に相談するのも得策かと思います。

ちなみに、中国国内に滞在している学生(中国国籍保持者、コロナウイルス以前より中国に滞在していた学生、入国が許された国の学生など)のために、浙江大学にてオフラインの通常授業も行われており、そちらでもいくつかのレベルが用意されているようです。

・オンライン授業概要

まず、浙江大学のオンライン授業については、钉钉(DingTalk)というアプリ内のビデオ会議機能で行われます。私のクラスは、日本時間14時過ぎから18時前まで、毎日2コマの授業があります。语法クラスは毎日1コマ、加えて口语(月水1コマずつ)、听力(火木1コマずつ)となっています。授業ではほぼ毎日宿題が出され、写真を撮って钉钉上で先生に提出します。また、私のクラスは20人ほどの大所帯で、出身もアジアからヨーロッパ、南米まで様々です。そのため、先生は共通語として頻繁に英語で解説をします。英語ができなくても問題ないとは思いますが、より深い理解のためにできるに越したことはないかなと思います。

・精读(语法)

週5コマが語法クラスとなっているため、メインのクラスとなります。教科書に沿って、先生が新出単語とその使い方、新たな構文などをPPT等で解説してくれます。その後、教科書の本文や練習問題を通してそれらを覚えていきます。ペースはかなり速く、3~4回の授業で1課が終わります。

語法の授業内で使用されたPPT

・口语

ある課題や場面を想定して、先生がいくつかの表現方法を教えてくれます。それらを使って、数人に分けられたグループ内でクラスメートと会話をします。各グループ、会話を録音していて、後日先生がその録音を聞いて間違っているところ等を訂正してくれます。

・听力

教科書に沿って、中国語の短文や会話を聞いて問題に答えていきます。回答の根拠を詳しく説明してくれるため、ペースはかなりゆっくりです。個人的に、听力は一番苦手で、授業中は神経を研ぎ澄まして聞いているので疲れます(笑)。

・HSK四级考试培训

毎週火曜日、オプションクラスとして受講しています。HSK四级に出てくる単語や文法を解説してくれます。ペースはかなり速いですが、似ている単語のそれぞれの違いなどを細かく説明してくれるため役に立ちます。

時間割

■休日の過ごし方

正直なところ、休日は宿題以外に中国語の勉強があまりできていません。来年の大学院出願のために英語のスコアが必要で、英語の勉強をしていました。先週、ようやくターゲットスコアを取得できたため、今後休日はHSKの勉強に励みたいと考えています。

最近、国際交流のグループに参加し、オンラインで英語と日本語(とたまーに中国語)で会話を楽しんでいます。各国の文化や考え方の違いなど、たわいもないことから真面目なことまで自由に話せて貴重な息抜きになっています。また、家族で中華料理屋に食べに行って中国人の店員さんと言語交換友達になったり、近所の有名な担担麺のお店に行って大満足したり、、中国に行けない分なんとかして中国を感じようとしています(笑)。

近所の有名な担担麺屋さんで食べた特製担担麺