留学開始からおよそ一月。少しずつ慣れてきたように思う。
今月のテーマは「留学を開始して困ったこと、面白かったこと」というものだ。筆者自身の失敗から生じた事例もある為、恥を晒すようではあるが記しておく。
まず、初日に困ってしまう事態に直面した。
手続きを終えて入寮した際、ベッドに枕と掛け布団がなかったのだ。その日は移動の疲れもあり、そのまま持ってきたタオルを枕と掛け布団の代わりにして寝てしまった。
翌日、寮の事務所に確認をしたところ、購入の必要があると分かった。事前に確認すべきであった。
また、授業の選択についても困ったことがあった。
具体的にどのような授業があるかといった情報は現地に行かなければ分からないところもある。しかし、私はどの授業をどれだけ取るべきかといった基準について情報を得ることができていなかった。
受け入れてくださった先生に相談する際にご迷惑をおかけすることになった。高級進修生は特に自由度が高い分、制度を把握するのが難しい。この点についても出発前に確認できたように思う。
このように、筆者自身の確認不足から困った事態を招くことになり、始めの一週間ほどは忙しくしていた。
もしこの文章を読んでいる後輩諸兄姉がいれば、気になることの事前確認はしっかりとされるよう申し上げたい。そうでない方は粗忽者の失敗とお笑い頂きたい。
面白かったことといえば、縁あって杭州の他大学の先生に宴会にお招き頂く機会があった。現地の先生方と知遇を得ることができ、また中国式の宴会を体験できたことはとても面白かった。
筆者自身、あまり酒が強い方ではないが、中国で有名な酒である白酒を試しに飲んでみた。想像よりもかなり強い酒であった。これも良い経験であった。
このように、問題もありながら順調に留学生活を送れていると思う。今後とも頑張っていきたい。
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