「2度目の留学に向けた思い」金子 絹和子(青島大学)

先月末に1年間の留学を経て北京から帰国した。本来留学の延長は考えていなかったが、半年ほど前に山東省への留学のお話をいただき、チャンスがあるのならば引き続き中国語の勉強をしたいと考えて即決した。首都北京と大自然に囲まれた山東省青島の2ヶ所に留学できるこの貴重な機会に感謝し、青島でまた異なる文化交流・体験ができたらと思う。

 

1年留学を既に経験しているため、今回の渡航は以前のような緊張はない。去年8月に北京に降り立った時はまだ語学面でも不安があったが、現在は日常会話も特に心配がないためそこまでストレスを感じることはなさそうだ。留学の目標やモチベーションも前回の留学とは少し異なる。前回はやはり語学の習得が一番の目標だったが、今回は気持ちに多少の余裕があるため授業外の活動にも力を入れたい。

 

まず将来について具体的に考える。今回は1学期のみの留学となるため、来年1月に帰国した後の生活についても今から考えていかなくてはいけない。今は語学を活かした仕事に就きたいと考えているがまだ漠然とした理想段階でしかないので、具体的な職種や拠点について現地で情報収集しつつ決めていきたい。

 

また今回留学する青島大学は4万人以上の学生が在籍するマンモス校なので、サークルやイベントに積極的に参加しようと思っている。というのも北京で留学した大学はそのような交流の場が少なく、唯一の心残りとなっていた。もしあれば卓球サークルや映画サークルに入って、中国人大学生のリアルを体験できたら楽しいと思う。

 

 

一時帰国中、広島アニメーションシーズンでは中国人監督の作品も見ることができた