「中国語の勉強方法」宮﨑 めぐみ(上海音楽学院)

3月になり後期の授業が始まりました!今学期は5つの授業のうち3つを実技系の演奏する授業に出来たので、沢山二胡を演奏出来そうで楽しみです。また、上海の桜は思った以上に綺麗で、そちらの写真と動画をシェアさせて頂きたいと思います!先日初めて上海で桜のお祭りのステージ演出に参加させて頂きました。とってもかわいい衣装とヘアセットにして頂き、とても楽しい活動でした。

中国で流行ってるPOPSを演奏しました
日本のバンドのカバー曲みたいです
ダンサーのお二人と、手の動きと
ポージングもすごく綺麗でさすがでした
ステージ後に撮影して頂きました
皆さんと違って棒立ちです、笑

さて、私が中国語の勉強を始めたのは、2023年の1月からでした。1年ぐらいしか勉強していないと思っていたので調べて自分でびっくりしてしまいました。勉強し始めたころにはまだ留学をしようとはあまり考えておらず、ただ中国人の二胡奏者の方たちの打ち上げなどに参加した際に一人だけ全く理解できず上手く交流出来なかったのが残念で、中国語の勉強を始めようと思いました。

最初は中国人の先生を紹介して頂き、週に1回カラオケで1時間半ほど個人レッスンをして頂きました。先生は以前ご主人の仕事の都合で香港に住んでおり、駐在員の奥様達に中国語を教える仕事をしていたそうです。その時のテキストに沿って学習を進めていきました。それと別に始めたころに半年ほど日中学院の別科入門のコースに行っていました。これはグループレッスンではありましたが、四声やピンインについてかなり細かく教えてもらえたので、通って良かったと思っています。

その後は週に1回の個人レッスンと、オンラインのCCレッスンを併用して勉強していました。個人レッスンの内容としてはテキストに沿ってではありますが、まず会話文があるのでそちらを読み、単語を勉強し、練習問題があり、最後に中国の有名な詞が載っているのでそれを読んで理解するというような流れでした。かなり先生は細かく解説して下さるタイプだったので、1つ1つの単語にもかなり時間をかけて、様々な使い方がある場合には単語までで1回の授業が終わってしまうこともありました。それと、まだ先生の日本語も完璧ではなかったので、毎回日本語と中国語の違いなどについて色々と話し合う時間もあり、一応1時間半授業だったのですが結局毎回2時間ぐらいの授業になっていました。

そしてコンサートで中国人の先生に連絡するときや、学習計画書、プロフィールを作成するときなど、翻訳や文章作成のお手伝いもして下さり、このようなことに柔軟に対応して頂けるのは個人レッスンの良いところだと思います。CCレッスンの先生もかなり柔軟で、日本の音大を出ている方だったので、音楽用語についてなど興味あることを教えて頂けたのが良かったです。のだめの漫画の日本の台詞を中国語にしてみたり、HSKの問題を一緒に解いたり、色々なことを試していました。先生は日本語がとても上手だったので基本的に日本語で喋ってしまうのが、あまり良くない点でした!北京に行った際には、観光案内もしてもらい、結構仲良くなれたのが楽しかったです。

HSKに関しては基本的にはテキストを買って自分で勉強しました。3級と4級に関しては、公認テキストを1冊勉強するだけで合格出来ました。今度5級を受けてみようと思っていますが、そろそろ1冊のテキストだけでは難しいのか、どうなのでしょうか。

音楽科に入る為に1週間で
頑張って合格した思い出のHSK4級

中国留学後は、今は週に1回学校内で個人レッスンの授業取っています。他の大学だと奨学金の中の授業で中国語が選べるところも多いようですが、私の学校は中国語の授業は別の科の授業なので別途支払う必要があります。学校で教室を使って外部の先生に来て頂いての個人レッスンなのでかなり高いかと思っていたのですが、日本の個人レッスンの時とあまり変わらないぐらいだったので、受けることにしました。ただ1学期分を最初に纏めて振込必要があるので、結構毎回最初の月は生活が大変になります(笑)また、アプリですと「Super Chinese」「手書き辞書中文」この2つは勉強によく使っています。Super Chineseは日常会話が主なのですぐに会話で使える単語や文法も多く、1つの章の中でなんども同じ単語や文法を使って練習するので定着しやすいです。ただ、声を出すような勉強が多いので、電車とかでは出来ないのが難点です。手書き辞書は読み方が全く分からない漢字が出てきたときに、書いてピンインを表示させています。引き続き中国語の勉強も頑張りたいと思います。