私が中国語を学ぶ中で大切にしているのは、「実際に使うことを通じて身につける」という姿勢です。机に向かって単語や文法を覚えることももちろん必要ですが、それだけではなかなか言葉として定着しないと感じています。そのため、学んだ知識を実際の会話の中で使うことを意識し、生活の中での中国語使用を重視してきました。
特に心がけているのは、日常生活の中で中国語を積極的に使うことです。授業以外でも、寮での友人との会話や、買い物・食事の場面など、様々な場面で中国語を使う機会があります。そのような日常会話の中で、自然な表現やイントネーションを身につけることができると感じています。
また、知らない単語や表現に出会ったときには、すぐにメモを取って、後で辞書で調べるようにしています。そして、ただ調べて終わりにするのではなく、次の会話で実際に使ってみるようにしています。自分の口で使ってみることで、より深く記憶に残り、使える語彙が増えていきます。
話す力と同時に、聞く力も大切にしています。中国語は日本語と比べて発音やイントネーションが複雑で、最初は聞き取るのが難しいと感じることが多くありました。しかし、日々中国語を聞く環境に身を置くことで、少しずつ耳が慣れてきました。例えば、周りの友人たちの話し方や、レストランでの会話などを意識的に聞くようにしています。
一方で、文法の基礎や語彙の習得には、教科書や参考書を活用しています。授業で扱った内容を自宅でも復習し、自分の言葉として使えるように繰り返し練習しています。特に似た意味を持つ語彙の使い分けや、語順のルールについては、例文を自分で作りながら学ぶようにしています。
以上のように、私は中国語の学習において、「インプット(学ぶ)」と「アウトプット(使う)」の両方を意識して取り組んできました。完璧な文法や発音でなくても、積極的に使ってみることが語学力向上につながると信じています。今後もこの姿勢を大切にしながら、より実践的な中国語運用能力を身につけていきたいと思います。

