「中国語の勉強方法」川﨑 春奈(北京語言大学)

私は大学から中国語を習い始めて、現在約4年になると思いますが、未だに勉強方法に悩んでいます。中国に来るにあたって一番の目標は、中国語をしゃべれるようになりたいという目標を立ててこちらに来ました。

そこで今回は、中国語のスピーキングの観点から自分の学習方法と何に気を付けて勉強しているかについて紹介したいと思います。

1、とにかくたくさん話す

日本で学習していた際に、中国人の先生方に教わっていたものの、どの先生も日本が流暢であったこと、履修人数が多かったことからほとんど中国語を話す機会がなかったです。しかし、こちらに来て話したいと思っている言葉をまずは使わないと話している最中に自然に出てこないと感じるようになりました。学習法として最適なのは人と話すことだと思います。特に中国語が母国語の方と話すことができれば良いですが、そうはいかないときもあると思います。言語学習アプリを使って話し相手を見つけることもいいですし、テーマを決めて独り言を話してみるのも練習になります。独り言で練習するときには、幾つか気を付けるポイントがあります。

①テーマ設定

独り言を言うとき、今の自分の状態をすぐに口に出すことも練習の1つですが、テーマに沿って話をしゃべってみるのもいい練習になります。テーマを決めるときに重要なのが、自分があまり話したことのない分野に挑戦してみるということです。例えば、テーマが「趣味」だとすると自分の趣味について「趣味は読書です。音楽を聴くことも好きです。」と述べるだけではなく、どんな本が好きなのか、好きな作家は、その本の内容は、自分が好きな場面は…など深く話してみたりするとより良い練習になります。

②発音・文法

発音や文法は勉強するうえでもちろん大切な部分ですが、私の場合独り言を話すとすると、おろそかになりがちな部分でもあります。そこで録音して自分で聞いてみたり、文字に起こしてどう言い換えるといいかなどもチェックできたりすると良いと思いました。

③時間

初めて独り言の練習をすると、自分の言いたいことが思い浮かばずに時間だけが経ってしまうことがあるので、時間を設定してこの時間までにはしゃべり終わると時間も意識して話すようにすることも大切です。

2、単語量を増やす

話すときに適切に自分の状態や感情を表したいのにできないといった悩みがありましたが、結局のところ単語・文保量が足りないことが根本にあります。勉強を進めるときに、単語がどのような意味であるかを説明できることと使うときのシチュエーションの理解ができると言葉に出しやすくなるかなと思います。
ここまで、自分の勉強方法を書いてきましたがやはり自分に合う勉強方法を見つけるのが一番だと思います。私の勉強法が皆さんの参考になれば幸いです。

こちらに来て8か月が過ぎましたが、まだまだ成長できる余地があるように思うので、毎日勉強を怠らずに過ごしたいです。

春の訪れを感じる校内の花
誕生日を祝ってもらいに海底捞行った写真