日本と同じく、気温が緩やかに上がり始め、冬の間お世話になったダウンジャケットの処分に頭を悩ませる季節になってきました。また最近は花粉が猛威を振るい、ティッシュペーパーが手放せない生活が続いています。南京では梅や桜が咲き、花見スポットとして有名な玄武湖や鶏鳴寺の周辺は観光客で賑わっています。
さて、後期が始まって早くも1カ月が経過し、新学期の生活にも慣れてきました。今学期は前期よりも午後の中国文化の授業の数を増やしたため、前期とは異なり、午前だけでなく午後も忙しく過ごすことが多くなりました。平日・休日問わず、ほとんど毎日何かしらの予定が入っており、充実した毎日を過ごしていると思います。
中国に来てからの私自身の中国語の課題は、中国語のリスニングとスピーキングであり、それは中国に来て半年が経過した今も変わりありません。リスニングについては授業や自主的なリスニングの勉強で力をつけることはできると思います。しかし、スピーキングについてはやはり実際に中国語を使う機会を増やすことが一番の勉強方法であると思います。そのため、中国語の勉強について、私は午前の中国語の授業以外で専門的に中国語の勉強をすることはほとんどありません。特別にするとしても、授業課題をこなしたり、帰国後に受験する予定のHSKの試験勉強をしたりするくらいです。言語の授業が平日は毎日午前に4時間みっちりあるため、基本的には授業内で中国語の勉強を完結できるようにしています。授業だけでは足りないと思ったところは、予習復習をして授業理解を補うことはしていますが、何時間も時間をかけてすることはありません。
私が今の生活の中で最も大事にしているのが、友人をはじめとした人との交流です。友人たちからの誘いには基本のるようにして、人と会話する機会を増やすようにしています。前期でも人との交流の機会をなるべく増やそうとは思っていましたが、後期に入ってからは前期から仲良くしていた友人たちとの距離も一層縮まったことで、友人から誘われる機会も自分から人を誘う機会も増え、前期よりも中国語を自発的に使うことも増えたように思います。中国語の勉強の機会をゲットしつつ、中国留学の思い出も作ることができて、一石二鳥のように思います。

鶏鳴寺付近は春先、花で埋め尽くされます。

中国は果物が安く、この量のイチゴを約200円で購入できます。

デジタル作品の博物館。壁一面の鏡と液晶パネルは圧巻でした。

南京大学主催の遠足先で見つけた鼎。鼎好きの友人たちと盛り上がりました。