「留学中に経験した面白い、変わった体験」山﨑 愛佳(青島大学)

1ヶ月ほどの冬休みも明けついに新学期が始まりました。学校にも新しい学生が沢山入学してきて、また違った顔ぶれで授業を受けています。どこのクラスで授業を受けるか非常に悩んだのですが、結果的に前期の2つ上のクラスで勉強を始める事になりました。新しいクラスはみんなの前で話す機会が多いので,日本語ですら自分の意見を言う事が苦手な私にとっては少し挑戦です。コツコツと頑張っていきたいと思います。

二月は中国で経験した面白い体験について紹介したいと思います。一つ目は花火です。日本で花火というと2種類の花火が思い浮かばれると思います。自宅で友人や家族で楽しむ手持ち花火と、空に向けて放つ大規模の打ち上げ花火、この2種類に分類できると思います。私は中国に来て初めて、後者の打ち上げ花火を未だかつてない近い距離から自分の目で見ただけでなく、点火をしました。

実際に打ち上げた花火

正直言うと点火する瞬間のドキドキ感は、日本で言うネズミ花火やロケット花火とさほど変わらないのですが、花火大会でしか見られないような花火を自分の手で点火したのは謎の達成感と充実感がありました。日本人の私にとって花火は夏というイメージが強いので、マフラーにセーターという冬支度で白い息と共に見上げる花火はまた違った印象を受けました。

元宵节の時に見た花火

 

二つ目は推经络です。推经络とは中医学における伝統的な健康増進と治療法の一つです。日本で言うツボ押しやマッサージ、整体のイメージと変わらないと思います。機会があって私も試したのですが,本当に激痛でした。痛いほど体に毒素が溜まっている状態らしいので一体私の体にどれだけの毒素が溜まっていたのか考えただけでも恐ろしいです。私は特に背中の凝りがひどいらしく、20代の背中ではないとお医者さんに言われてしまいました。将来のためにも日頃や勉強のするときの姿勢を心がけようと思いました。また嬉しい事にまだ少し成長が伸びる可能性があるよと言われたので、よく寝てよく食べて日本に帰国した時には身長が伸びてる事を期待しています。

新学期初めて食べた食堂の肠粉、めちゃくちゃ美味しい

寒くなったり暖かくなったりで気温の変化が激しいので風邪には気をつけて三月も頑張ろうと思います。