「留学生を開始して」大門紗也(南京大学)

中国に来てから1か月が経ちました。体験する全てのことが新鮮で、「初めてアリペイ使ったから今日はアリペイ記念日だ!」といったように、毎日何かしらの記念日になっています。また、食堂や周辺のお店で食べるご飯は安くて美味しく、街並みは綺麗で歩くのが楽しいです。授業の予習と復習、宿題に追われながら、空いている隙間を見つけては観光に出かけたり、クラスメートや友人とお喋りしたりしています。

留学を開始して面白いと思ったことは、当たり前のことですが、共通言語が中国語という点です。私の住む所は留学生専用の寮で、1階のフロントやエレベーター内では韓国語やベトナム語など多言語が飛び交っています。しかし廊下でフランス人のクラスメートとすれ違うと、「hello」ではなく「你好」と挨拶します。私はポーランド人とエジプト人、韓国人とお喋りすることが多いのですが、その中に中国人は1人もいないのに、英語ではなく中国語で会話をします。時おり英語での会話になることもあるのですが、私は中国語以上に英語ができないので、そんな時は微笑んで過ごしています。

スピーキングの授業の際、「あなたの尊敬する人はどんな人ですか?」との質問がありました。優秀なガーナ人のクラスメートが「中国語が上手な人」と発言すると、と色んな国籍のクラスメートがお互いに顔を見合わせながら「そうだよね~」と相槌を打っていて、とても感動しました。「中国語の語学力を向上させる」という同じ目標を持った人が世界から集まって同じ教室勉強していることが新鮮で楽しく、貴重な時間を過ごしていると感じさせてくれます。クラスメート達は発音に外国訛りがあるものの、中国語の語彙力や会話力は高いので、毎回彼らの発言を聞くたびに、負けないように頑張ろうと思っています。

クラスメートや学校周辺の中国人とは中国語で会話が成り立つのですが、1歩外に出て生活圏を離れると、中国人の言葉がほとんど聞き取れなくなります。早口で発音がはっきり聞こえず、内容がよく分かりません。私の生活している範囲の中国は、中国でありながら本当の中国とは少し異なっているようです。10月からは更に外へ出る機会を増やして、生活圏と生活圏外の中国語の差を埋めていきたいです。

南京大学の正門です。

寮の目の前には飲食店が沢山あります。

果物が安くて美味しいです。日本では見かけない果物にチャレンジするのが日課です。

ベトナム人のルームメイトがベトナム料理を作ってくれました。

クラスメイトと観光地へ行きました。みんな異なる国籍なので、あらゆる国の習慣を知ることができ面白いです。