「中国人との出会い方」大門紗也(南京大学)

1月は授業が無かったので、上海や北京、太原、昆明、建水等の場所へ旅行に行きました。北京や太原は川の水が凍っており、マフラーや手袋をしても寒かったのですが、昆明や建水の雲南省は暖かく歩いていると汗をかいてしまうほどでした。

中国人の出会い方

中国人の出会い方は2つあると思います。

1つ目は積極的に探していくことです。日本語を勉強している中国人学生の交流会がある時は参加してみたり、HelloTalkというアプリを使用して会ってみたりしています。南京大学の近くにも東南大学や南京師範大学、南京林業大学など多くの学校があるため、このアプリを利用している中国人学生とたくさん知り合うことができました。

もう1つは、中国人の友人が新たな友人を紹介してくれることです。私はスピーキングの練習をしたいので、なるべく知り合った中国人の学生と一緒にご飯を食べたり遊びに行ったりするのを心掛けているのですが、その際に相手がお友達を連れて来てくれる時もあります。半年間でこのように少しずつ中国人の友人が増えていきました。

贅沢な悩み

知り合うことは思っていたより簡単だったのですが、関係を継続していくことがとても難しいと感じています。チャット終了後、一定の時間が空いてしまうと、次どのように話を始めればよいか分からなくなります。また、Wechatは交換したものの、名前を伝えあっただけで終わった人もいます。そこで、なるべくチャットを継続させるため、2つのことを実践しています。1つ目はモーメンツに頻繁に投稿し自分をアピールすることです。時々私の投稿にメッセージをくれる場合もあり、チャットが再開する時もあります。私もたまにコメントしてみます。

2つ目は、しょうもないことでも聞いてみることです。留学生という特権を利用して、何でも聞いてみます。例えば、雲南省を旅行しているときに屋台のおばさんから「あなた四川省から来たでしょ」と言われました。おばさんの方言はほとんど聞き取れなかったため、なぜ私が四川省出身だと思ったのか質問しても、おばさんの回答は全く分かりませんでした。そこで、中国人の友人たちに、私のどの部分が四川省の人に似ているのか質問してみました。彼らの結論は、「雲南省と四川省は近いためとりあえず聞いてみただけ」、「私の発音が標準ではなかったために、四川省の方言だと勘違いしたのではないか」というものでした。結論はともかく、そのあと彼らと一緒に遊ぶ予定を立てられたので良かったです。留学が終了したら、きっと今のように気軽に会うこともできなくなると思うので、今後も厚かましく交流していこうと思います。またもうすぐ一時帰国するので、日本のお土産を買って南京に戻り、少し関係が薄くなっている中国人の友人に渡す計画も考え中です!

 

中国人の友人と一緒に火鍋に行き、初めて鳥の手を食べました。

 

校内では、新年の抱負を書くイベントが行われ、多くの学生が参加していました。

 

始めて中国で新年を過ごしました。カウントダウン終了後に風船を飛ばしました。

 

北京旅行へは寝台列車に乗って行きました。

 

雲南省博物館では少数民族の展示品がたくさんあり、とても綺麗でした。