「関心のあること」石井杏奈(蘭州大学)

関心のあること

私は中国のアイドルに関心があります。去年中国のオーディション番組『创造营2021』を見ました。创造营2020年は女性グループを作るオーディションをしていたのですが、创造营2021では男性グループを作るためのオーディションをしていました。このオーディションには、中国人参加者の他に日本人、ロシア人、タイ人など様々の国籍の方が参加をしていました。オーディションでは練習生をサポートするメンターがいます。メンターは宁静、邓超、周深、Amber Liu、周震南、Neneの6名です。

オーディションでは毎回数人のチームに分かれて歌とダンス(ミッションによっては歌またはダンスのどちらか)を披露し、会場にいるファンの投票で勝敗を決めます。本編ではチームがどのような過程で練習をしてきたかを見ることができます。様々な国籍の方が参加をしているのでお互い言葉が通じない場面があったり、ダンスまたは歌が苦手でチームについていけなくて泣いてしまう場面があったり、他にも国際オーディションだからこそ起こる問題が多々ありました。ですが、たくさんの問題や困難はチームメイトたちがお互いをサポートしあうことで解決していました。一人一人の努力する姿や、国籍が違うオーディション生がお互いを思いやり、力を合わせて練習をする姿を見て毎話感動していました。

オーディションは視聴者の投票によって脱落者が決まるのですが、この脱落者発表は毎回ドラマがありました。本編には、オーディション生たちによるレクリエーションや、主題歌をチームで編曲して披露する企画もあります。本編が進むにつれて外国人参加者の中国語が成長し、言葉が通じるようになっていくところも感動しました。

今は世界全体がグローバルな社会になっています。異なる国籍同士が関わるにはお互いの文化を尊重し、文化を知ることが大切だと思います。私は、この番組はただのオーディション番組ではないと思います。番組の中で、お互いを助け合うシーンを何回も見ました。毎回決まった人だけが助けているのではなく、番組に参加している全員がお互いを助け合うという意識を持っていると感じました。グローバルオーディションだからこそ考えさせられる場面があったり、感動する場面があったりと毎話新しい発見があったので、今まで見てきたオーディション番組の中で一番心に残りました。今でも创造营2021の主題歌や本編で出てきた歌を聴いています。YouTubeでも聴くことができるので興味のある方はぜひYouTubeで『创造营2021』を調べてみてください。このオーディション番組から『INTO1』というグループがデビューしました。日本人3人を含めた11人で活動中です。今年の5月に中国人の友達に誘われて新宿で開催されたINTO1のポップアップショップに行ってきました。これからも応援したいと思います。

ポップアップ玄関の様子

INTO1の衣装

in兎ペイントの説明

INTO1の兎をペイントしたもの

目標

留学して2ヶ月が経ち、今まで習ってきた教科書の単語も増えてきました。復習をしても苦手な単語があるので引き続き単語の勉強をすることと、成語や意味が似ている接続詞の使い方が苦手なのでそこもしっかり勉強をして、文章中に出てきたときに意味を理解できるようにしたいと思います。