「留学中の気づき、生活について」野村夢実(北京師範大学)

隔離が明けてから3週間ほどが経った。私の大学は校舎が2つあるため、学校の昌平区での隔離終了後は海淀区の校舎に移った。そして寮に入寮し、本格的に留学生活が始まった。最初の一週間はルームメイトがおらず1人だったが、その後ロシアからの留学生がきて、一緒にルームシェアをしている。はじめは仲良くできるか心配だったが、今は寮の中で一番仲の良いペアだと自信を持って言えるほどだ。この数日間で一番感動したことはお互いの母国語が違う中で、中国語という言語を用いてコミュニケーションがとれていることだ。うれしいことがある反面、不安なこともある。私のいる北京師範大学でまだ私以外の日本人の友人が見つかっていないことだ。寮の受付の方に聞いても分からないと言われ毎日不安でたまらない。しかし逆に様々な国籍の方と知り合うことができ、また中国語をたくさん使うことができ、これは逆に良いことだと思って頑張ろうと思う。

休日に王府井へ

さて、次は授業について話したいと思う。私の大学では10月24日から中間テストが始まった。初めての留学生活でのテストのためとても緊張している。今日で3つの科目のテストが終了し、私なりに頑張ったといえる。私はクラス分けテストで一番上のクラスになり、試験でも作文や難しい生词を使用することが求められている。毎日の予習復習は欠かせないと思っている。

北京師範大学

続いて休日の過ごし方について話したいと思う。私の時間割は基本的に平日は毎日授業があり、休日は土日しかないため、土日に北京の観光をしている。同じ大学内に日本人の友人がいないため、同じ奨学金で北京語言大学に留学している友人と会い、近況報告などをしている。

最後に大学生活について話したいと思う。大学は生徒数が非常に多く、食堂も様々な種類がある。どれも安く、昼食の時間に行くと行列ができるほどだ。また一番の驚きは校内で快递を受け取ったり、送ったりできることだ。中国の大学は構内にすべてのものが整っており、快適に過ごすことができる。また私はよくルームメイトとお散歩もしている。

.学校の食堂でのご飯

留学生活はまだまだ始まったばかりではあるが、一日一日を大切に過ごしたいと思う。そして様々な活動に参加し、多くの友人を作りたいと思う。また自分の語学力の向上のためにもたくさん交流したいと思う。