「大学の授業・授業がない時、休日の過ごし方」河本希歩(北京語言大学)

現在も日本でオンライン授業を受けているため、現地での様子は紹介できませんが、そのオンライン授業の様子について今回は紹介したいと思います。私が現在所属している中級クラスは必修科目に加えて最大で14単位分の選択科目が受講できます。選択科目が多い分、より自分の目的に合った形で学ぶことができていると感じています。必修授業では週3回、約30人のクラスメイトとともに、リスニング、スピーキング、ライティングなど総合的に中国語を学習しています。

必修科目

そして選択科目の一つとして「经贸汉语口语」というビジネス中国語の授業も受けています。ビジネスといっても電話や食事に関するシチュエーションもあるなど、日常的に使う単語や会話文も多く学ぶことができます。課題として毎回与えられたテーマに沿って話した録音をWeChatで先生に送るのですが、発音を細かく指摘してくれるため特に発音に苦手意識のある私にとっては非常にいいフィードバックを得られる機会となっています。

選択科目「经贸汉语口语」

他にも中国の様々な地域について文化や歴史なども含めて学ぶことができる「人文地理」の授業やHSKに関する授業など様々な選択科目を受講しています。

選択科目「中国人文地理」

そしてこれらの授業は午前中から始まるものもあれば、日本時間の夜8時から始まるものもあり、授業と授業の間に長い空き時間ができることもあるため、はじめは少し慣れない部分もありました。ですが今は授業の前に十分に予習・復習の時間をとれることで、よりしっかりとした授業準備を行えることにつながっていると感じています。また授業がない時、休日はこのような中国語の勉強だけでなく、アルバイトをしながら過ごしています。渡航費用や隔離費用がかなりかかることもあり、来学期の渡航に向けて勉強に支障のない範囲でアルバイトも続けています。

オンライン授業はモチベーション維持が難しいこともありますが、オンラインでもアウトプットできる機会は多く準備されており、授業の中でどれだけ積極的に関わっていけるかが重要であると日々感じているので、わからなくても今後も果敢に挑戦していけたらと思っています。