「隔離生活で9月が終了」高山莉奈(北京大学)

私は9月12日に日本成田から飛び立ち、北京に着きました。空港着いてそのまま隔離ホテルに連れて行かれました。空港に着いた途端防護服を来た職員たちが出迎えくれます。

防護服を着た職員方

日本で登録した健康コードなどを提示しながらPCR検査して、荷物を受け取り、隔離ホテルへのバス待ちをします。隔離ホテルの綺麗さには差があるみたいで、すごくドキドキしながらバスに乗りました。

隔離期間がスタートして思ったことは、指定されたお弁当が定時に置かれるので、それが口に合わない方は大変だと感じました。食の好き嫌いが多い人は日本から自分の食べられるものを少しでも持っていった方がいいと思います!ホテルによっては出前が出来るところもあるみたいですが、私のところはできませんでした。また、日本で期限のSIMカードでもいいので絶対に中国の電話番号を買っておいた方がいいと思います。中国では電話番号がないと何も登録できません。また現金もある程度持って行った方が良いと思いました。中国は日本よりも電子決済が進んでいて、WeChatで部屋の登録やPCR検査、健康コード、ホテルとのやりとりなどほとんどの工程を行います。日本のカードは隔離が全部終わって外に出られる時にATMで下ろすことが出来るのですが、それまではどこにも行けないのでできませんでした。

 

隔離ホテルのお昼ご飯

 

北京大学の場合、国が要請する7+3の隔離と大学の要請する4日間の隔離を合わせて14日間部屋の外に出られない生活をして、そのあと7日間は宿舎の区域から出ては行けないというルールでした。私は、授業がすでに始まっていたため、授業があるときはオンラインで授業を受けて、空いた時間は自分の好きなことに費やしました。今まで見られなかったドラマを見たり、ダンスを覚えたりして過ごしました。人生の中で家から一歩も出ない期間というのはほとんどないので、ある意味有意義な時間だったなと感じています。

このような隔離生活で9月は終えようとしています。