「ついに出発、そしてこれからの目標」野村夢実(北京師範大学)

8月23日に「留学が再開されました」という連絡が来てからは渡航の準備で忙しかった。ビザの申請、航空券の手配などだ。しかし今年はコロナということもあり、これ以外にもPCRの予約、ワクチン接種証明書の発行、渡航するための健康コードの準備も同時にしなければならなかった。はじめは何から手を付ければ良いのかわからず、本当にスムーズに留学できるのか心配だった。留学というのは渡航前にもたくさんの準備をしなければならないと学んだ。そしてことはスムーズに進み、9月13日に中国国際航空で北京についた。そしてここから10日間の隔離に入った。隔離では部屋から一歩も出られないため、PCRをする時ぐらいしか人と話す機会がなかった。そして、大学の授業も同時に本格的に始まったため、午後はオンラインで授業に参加している。隔離中でも有意義に過ごすことができている。

隔離中の食事

ここからは大学での授業について話したいと思う。私の授業は主に读写课,听力课,会话课,报刊课の4つで、毎週それぞれ2回以上授業がある。毎回の授業前には自分の知らない単語の予習や本文の理解を事前に行い、授業後には課題が出される。とくに会话课では毎回の授業で1人、自分の経験や趣味などについて口頭報告をする課題がある。また报刊课では中国の新聞を自分で探し、それを要約し自分の考えなどを書き、みんなで討論する課題がある。私は中国語を書くのが苦手なため、これらの授業で出てきた漢字はしっかりと練習するようにしている。

学校の課題

授業ではミスをしても先生が優しくフォローしてくれるため、果敢に質問に答えるようにしている。また私のクラスでは様々な国籍の生徒がいるため、中国の文化はもちろん、ほかの生徒の文化も学ぶことができ、毎日たくさんのことを吸収している。また、大学には授業以外に作文大会や、歌唱大会、習字大会などがある。これらにも積極的に参加し、自分をたくさん成長させようと思う。

これから隔離が終わると、大学でも数日間隔離がある。そして隔離から解除されたら、真っ先に中国のおいしい食べ物を食べに行き、たくさん観光にも行き、留学を有意義なものにしたいと思う。