「留学を開始して困ったこと、面白かったこと」小松史弥(北京大学)

9月12日に北京への渡航が決まり、9月1日にX1ビザを取得してから早急に準備しなければなりませんでした。例年の中国留学とは異なり、計3週間の隔離が必須なため、正直何から手をつければいいのか分からず、ただ必死に準備を進めました。

渡航の2日前から僕は東京へ行き、2日前に行うPCR検査を行いました。そして24時間前のPCR検査、健康コードの取得、税関のオンライン申請など渡航前日はとてもタスクが多かったです。

そして渡航当日。朝5時に空港に到着し、国際線チェックインの階に上がると、もうすでに数名の渡航者が並んでいたのがとても驚きでした。その後無事にチェックインを済ませ、無事中国に渡ることができました。しかしその後がとても過酷で、空港でさまざまな手続きを行い、バスの中で計2時間以上過ごし、ようやく隔離先のホテルに到着することができました。やっと一息つけると部屋で安心していましたが、次第にストレスを感じるようになりました。普段1日中家から出ない日もありましたが、強制的に外に出ることができず、自由な生活を制限されている環境下であることを感じ取り始めると、慣れるまでは精神的に辛かったです。もう絶対に経験したくない10日間の隔離生活でした。

マイナスな内容ばかりですが、客観的には快適な隔離生活だったと思います。インフラもしっかりと整備されていたし、サービスも丁寧で、なぜか支付宝が凍結して現金しか持ってない自分にもちゃんと対応してくださりました。

中秋节当日の夜ごはん

今は大学の寮で暮らしています。日々のPCR検査や外卖のシステム、決済方法などまだまだ慣れない部分もたくさんありますが、夢にまで見た中国生活がスタートしたので、限りある時間を無駄にしないよう充実した生活にしていきたいです。

政府の集中隔離が終了し、北京大学に入寮する様子