「オンライン授業を受講して困ったこと、面白かったこと」伊藤真弥(上海外国語大学)

オンライン授業が始まり、ようやく中国語の勉強に十分な時間を割けるようになりました。まだ授業開始から日が浅いですが、以前のオンライン授業と比較しながら今月のテーマについて考えてみたいと思います。

まず、オンライン留学開始にあたり困ったことについてですが、現状で挙げると自宅のWi-Fi設備を変えていないため稀に通信速度が遅くなることです。私は授業開始までに現地への渡航が間に合わなかったため2か月ほどオンライン授業を受けることになっています。ネットを使う場合は問題ないのですが、動画やオンライン授業のような媒体だと通信速度が遅くなってしまいます。これはもう少しの我慢と思う予定です。

私の大学では授業後に録画配信されるため、見返すことが出来るので、聞き取れなくても安心して受講できます。

面白かったことについてですが、まだ授業開始から数週間しか経っていないため選ぶほど話はありません。挙げるとすると、先生やクラスメイトの話から他国の文化や経験談を聞くことが特に楽しいです。単元の内容に入る前にアイスブレイクの形で自身について話すことがあるのですが、スペイン人のクラスメイトはほとんどの旅行先で病気になっている話をしたり、ベルギー人のクラスメイトは初恋の人と7年も付き合っている話をしたりと単元ごとに聞く体験談が面白いです。また最近ディスカッションもかねて1対1でクラスメイトと話すことがあり、食文化についてウクライナ人のクラスメイトと話しました。そこで面白かったのは、「年配者は“吃早饭→唱歌→吃午饭→唱歌→吃晚饭→唱歌”といっても過言でないくらい歌っている」という話でした。ウクライナ料理はカロリーがとても高いため、歌ってカロリー消費しているんだろうと呆れながら言っていて思わず笑ってしまいました。

授業中の様子です。このときは恋愛に関する単元で“(成)情人眼里中出西施”の”西施”について教えてもらっています。

昨年は初めて中国語のオンライン授業を受講したため、通信障害や先生の話が全く分からないなど日々悩みが尽きなかったです。しかし今年は、昨年の反省も踏まえたことでスムーズに授業に馴染むことが出来ていると感じます。また昨年よりリスニング力が付いたことを実感しています。オンライン授業を受講している間にスピーキング力をつけ、現地に行く前に語学面での不安を少しでも解消しておきたいです。

不安なことを上げるときりがないのですが、来月は、このレポートを隔離中のホテルを楽しみながら書いていることを祈っています。

ビザ申請の記念に撮ってみました

 

大学生の時から大好きなお店に牛肉面を食べに行きました。

 

東京国立博物館にて。デジタルで北京にある故宮を体験してきました。(写真一部可でした。)

 

想像よりデジタルでした。一つひとつ鮮明に映し出され、精巧さに感嘆しましました。