「オンライン授業経験と上海隔離体験」橋本采悠加(上海財経大学)

まずはオンライン授業が始まる前に、クラス分けをするため先生たちと面接をしました。面接では、自己紹介など中国語のレベルについての質問があり、大体のことは予想がつくのであらかじめ準備をしていました。その後クラスが分けられ、同学们とオンライン上で顔を合わせました。自己紹介が始まると、私が思っていたよりも流暢な中国語で、私は開いた口が塞がらない状態でした。特にみんな自分の意見をしっかり述べ、比較的長く話すので、私はよくパニックになります。

オンライン授業の様子

自分の欠点だと思うところは、二つあります。一つ目は、リスニング力がまだまだ足りないところです。先生の言っていることは60%ほどしか聞き取れていないように感じます。もっとリスニング練習や、授業以外でも会話の練習が必要だなと思います。しかし、最もつらいことは同学们の話が聞き取れないことです。ペアワークの際に、私だけ他の学生が何を言っているのか分からないことが多いです。分からないときは優しく教えてくれますが、改めて自分の弱い部分を感じ、悔しい日々です。

二つ目は、即答できないところです。自分の意見や、日本では~というあまり難しくない質問でも、すぐに言い出せないところがあります。質問の内容を理解して答えるまでに時間がかかり、言うべきことを考えてしまいます。あらかじめテーマに沿った話題であると準備して挑めますが、突然求められると、すぐには出てきません。口语の授業では、先生が前もって話す内容を準備しなくていい、徐々に慣れていけばいいと言っていました。一人で焦って、不安になっていた私はその言葉で少し安心しました。リスニングやスピーキングもやはりたくさん聞いたり、話したりすることが大切だと思います。現地でもその機会を自分で作ることで、成長できると信じ、積極的に挑戦したいです。

私は現在、無事上海に到着し、隔離生活中です。9月27日15時に上海に到着し、隔離ホテルにたどり着いたのは、21時半でした。こんなにも時間がかかるとは思いもしませんでした。QRコードを読み取り、登録することが多く、私は中国の電話番号を持っていなかったので、所々で電話番号を聞かれました。隔離先のホテルでは、部屋のWi-Fiの調子が良くないので、授業や連絡を取るのに不便ですが、部屋やご飯がとても良く、長い隔離生活をなんとかやっていけそうです。隔離後は、大学で早く友達を作って、一緒に美味しいご飯を食べに行きたいです。

隔離ホテルの部屋の窓から見える景色

 

隔離2日目の昼ご飯

 

空港でバスを長い時間待っている時に、welcome chinaと言って係の方に頂いた水