「留学中に取り組んだ日中友好活動」柿沼澪菜マリア(復旦大学 )

私が留学中取り組んでいた日中友好活動の1つは、定期的に開催されていた日中交流会への参加です。これは日本人留学生と日本語を勉強中の中国人学生/日本に関心のある中国人学生の交流イベントであり、毎回20人ほどの中国人学生が参加してくれていました。お菓子を食べながらお互いの文化を紹介し合ったり、お互いに勉強面でわからないことを教え合ったりしていたのですが、中国人学生たちが嬉しそうに日本の文化について語る様子を見て、こちらまで嬉しい気持ちでいっぱいになった覚えがあります。交流会で知り合った学生たちのうち何人かとはその後も連絡を取り続け、一緒に中華料理や日本料理を食べに行きました。交流を通してお互いの国の文化への理解も深まり、有意義な時間を過ごすことができたと感じています。

私は幼い頃、中国に住む父に会うため年に一度2週間ほど中国を訪問していました。その際に父の知り合いの現地の中国人の方々にもたくさんお世話になり、中でも10歳ほど上のお姉さんとは今でも交流が続いています。そのお姉さんは杭州に住んでいるのですが、私の留学期間中に一度上海に遊びに来てくれたことがあります。その際、お姉さんに美味しい杭州菜の店に連れて行ってもらい、私は美味しい日本食屋さんを紹介しました。お姉さんは元々日本にそれほど関心が多かったわけではありませんが、人生初の「お茶漬け」を食べながら日本の話をし、日本に少しずつ関心が湧いたと言ってくださりました。このように、留学中には「食」を通して日中交流をすることが多かったと感じています。

さらに私は留学中、日本や世界に向け中国の魅力を発信するため、YouTubeでの動画配信も開始しました。報道等のフィルターを通した中国ではなくありのままの中国を知ってもらうため、綺麗な街並みや美味しいご飯屋さんを動画に撮り配信しています。ありがたいことに日本語や英語のコメントも沢山いただくので、世界に中国の魅力を発信できているのではないかと感じています。留学生活の参考にもなるかと思うので、是非YouTubeチャンネル覗いて行ってください。

https://youtube.com/@ranamarea

蟹黄捞饭

南京西路

上海で人気の日本料理屋