「学期の過ごし方」澤田彩花(華東師範大学)

今回は私が留学中どのように過ごしていたかについて前期・後期・長期休みに分けてご紹介したいと思います。

前期

前期は語学生コースに参加していました。このコースは月から金曜日の朝8時半から11時45分までのため、午後はフリータイムになります。それに加えて宿題がほとんど無かったため、最初中国に来たばかりの頃は、学内の留学生イベントに参加してたくさんの人と話す機会を作っていました。私は異文化交流が留学の大きな目的であるため、なるべく予習復習は夜に行ない、お昼は留学生や中国人の友達と上海の観光地や博物館に行くなど交流を大切にしていました。

中国語サークル 本科の中国人学生が先生となって中国語を教えてくれます。(中国語以外にも、韓国語・スペイン語・タイ語・ロシア語などのサークルもあります)

長期休み

12月末~2月末まで、約2ヶ月間の長期休みがありました。この長期休みを使って海南、広州、北京、南京、成都、西安の6つの省へ旅行に行きました。中でも成都の武隆と西安の華山は絶景で、自然が好きな人にすごくお勧めしたいです。休み期間の半分ほどは旅行をしていました。残りの半分は、友達と寮のフリースペースで朝8時から単語の勉強を行ない、夕方まで中国語の勉強をしていました。

武隆

華山

後期

後期は、留学生の学部授業に参加することになり、授業数・宿題がすごく多くなりました。

宿題の内容は、授業で習ったことの練習問題、700字ほどの作文が周に2回ほどと、それに加えて毎回の授業の予習復習がありました。私は作文が苦手で何時間もかかってしまうので、日曜日は宿題で終わってしまうことが多かったです。また、上海観光地は前期で巡り終わってしまったため、後期はクラスメイトと自国の料理を教え合い、みんなで夜ご飯を食べていました。

クラスメイトと作ったベトナム料理

このマンスリーレポートを書いている今日、帰国まで残り3日しかありません。一瞬であったものの内容が凄く濃かった9ヶ月間を思い出してしみじみとしています。この留学期間で伸びた中国語を日本に帰って忘れてしまうことだけは避けたいです。そのため、毎日中国語に触れることは勿論のこと、大学や外部のイベント等に参加し、中国に触れ続けたいと思います。