「私の留学している大学の特徴、自慢」河本 希歩(北京語言大学)

今回は私が留学している北京語言大学についていろいろ紹介したいと思います。まずこの北京語言大学の何よりも大きな特徴は、「小さな国連」と呼ばれるほど、多くの国や地域からたくさんの留学生が来ていることだと思います。そのため留学生に向けた中国語教育は非常に充実していて、中国語を学ぶには非常に適した環境だといえるのではないでしょうか。また中国語を学ぶだけでなく、「书法」、「剪纸」、「中国国画」など、様々な中国文化に関する授業もあるので、多様な角度から中国について学ぶことができる大学だと思います。食堂でも中国各地の料理が体験でき、飽きることなく楽しめるように感じます。

そして私が授業以外で特に魅力的に感じる点は学内イベントが非常に充実しているということです。まだ私は4月に中国に来たばかりでここでの留学生活はあまり長くはありませんが、その短い間だけでも運動会・水泳大会・文化祭などと多くのイベントが開催されていました。その中でも文化祭はこの大学で特に盛り上がる行事の一つであり、学校外からも多くの人がこの文化祭を訪れます。各国が出展する模擬店はこの文化祭の一番の見どころであり、模擬店のスタッフがその国の伝統衣装を着ていたり、特産料理が食べられたりと様々な国の文化を思う存分体験することができます。この学校の特徴である「多様性」が色濃く感じられるイベントだと思います。

文化祭の様子①

文化祭の様子②

またこの学校には日本語学科が存在し、中国人学生の中にも日本に興味を持ってくれている学生も多いので、中国人学生との交流が生まれやすいというのも一つの特徴のように感じます。定期的に日本人留学生と中国人学生の交流会が開催されるなど、中国人の知り合いを比較的作りやすい環境にあることはオンライン授業の期間が長く、なかなか授業外での中国語での交流の機会を増やせなかった私にとって魅力的に感じられる部分でした。

私がこの学校にいられる時間もどんどん短くなっていきますが、引き続きこの学校で悔いのない日々を過ごせるよう頑張っていきたいと思います。