「スポーツを通じて交流することの楽しさ」橋本采悠加(上海財経大学)

留学生活が残り2か月ほどになり、今はただ一日一日を大切に楽しく過ごしたいと思っています。4月に入り、人と交流する機会が一気に増えたように感じます。やはりバスケットボールサークルに入ったことで、留学生との関わりがより深くなりました。個人的なイメージですが、運動系のサークルに入っている留学生は、とても活発でフレンドリーな人が多いと思います。常にオープンなマインドで接してくれるので、一緒にいて楽しいです。私は少なくとも週に2回、女子バスケとサークルの活動があり、オンライン授業の私にとってこの活動はとても重要です。女子バスケのほうは5月に学内で試合があるので、そのために訓練しています。私のチームメイトは多国籍なので、アベンジャーズのようにある意味最強なのではと思っています。

日が暮れるまでバスケ

中国では日本よりもバスケットボール人口が多いと思います。大学には無数にバスケットコートがありますし、街にもたくさんあります。ある公園では有料コートで、子どもから大人まで楽しんでいる様子をよく見かけます。それほど夢中になっている人が多く、大学でバスケをしていると、声をかけてくれたり、一緒に3対3、4対4をしたり、新しい友達が増えます。バスケをしながら思ったことは、やはり人と交流するのはとても楽しいです。特に最近仲良くなったロシア人の同学は、お互いオンライン授業なので、不満を打ち明けたり、時間がある日はご飯を一緒に食べたりしています。好きなことや価値観、日本とロシアのこと、文化や宗教など教え合い、日々学ぶべきものがたくさんあります。さらに相手が日本に対して興味を持ってくれていたり、日本のことをよく聞いてくれるのはとても嬉しく感じます。

余談ですが、最近ある同学から私は自分のことを話さない、もっと話してと言われました。自分ではまったく思わなかったのでびっくりしました。確かに1対1の会話だと自分よりよく話す人が多く、友人の話を聞く側になるのが多いと気が付きました。私は、いつも「話長いなー」と感じていたぐらいです。必ずしも相手と同じくらいのテンションやボリュームで話をしなくてもいいとは思いますが、自分では気づけなかった部分を聞くことができて良かったです。これからはもう少し自己主張してもいいのかなと思いました。

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