「中国語の勉強方法」岡崎葉生(北京大学)

3月26日、宿舎の暖気の運転が終わりました。校内には色とりどりな花々が咲いていて穏やかな春景色が広がっています。週末になると学生や観光客たちが未名湖の周りで写真撮影をしているのが微笑ましいです。

鮮やかな色の花が多い

そろそろ帰国が近づいているのを日々感じています。留学生仲間と話していると、残り三ヶ月ほどをどのように過ごすべきかということが私含め周囲の留学生たちの共通の悩みのようです。3月はそうした悩みから来る焦りと新たなクラスに慣れるうちに瞬く間に過ぎてしまいました。私は留学中の出来事を覚えておけるように日々数行の日記をつけていましたが、3月分は書く気力がなく全く書けていません。

3月になったころにサークルの勧誘会がありました。前学期も行われていたようですが、私が中国に入国した頃と被っていて参加できなかったので、初めての体験でした。日本の大学でもコロナと重なってサークルの勧誘を受けたことはないので、本当に初めての体験です。面白そうなサークルがたくさんあり、私は絵を描くのが好きなので国画(中国画)を描けるサークルはないかなと期待していましたが、どうやらそういったサークルは無さそうでした。その後、複数の留学生仲間が書道サークルに入ったと教えてくれました。書道サークルでは毎週先生が指導してくれるクラスが開かれるらしく、興味を惹かれたので自分も参加することにしました。そして書道サークル内には国画クラスもあるということを知ったのですが、受講できる人数に制限があり、私がその情報を知った時にはすでに人数は埋まっていました。もしも今後北京大学に留学する方で国画クラスに興味のある方がいれば、新学期が始まってすぐ申し込んでみてください。

サークルの参加もそうなのですが、授業以外の中国語を聞く機会を増やすために、活動に参加してみたり、学校で開催されている単発の講座を聴きに行ったり、移動時間や作業中に中国語のポッドキャストを聴いてみたりしています。また、友達に面白い授業(人数が多いので潜り込んでも大丈夫そう)を教えてもらったので来週は聴講しに行こうと楽しみにしています。

先日聴きに行った古琴演奏家の講座

中国に関連のあるテーマについて話すポッドキャスト。一話20分ほどなので飽きない

ずっと観に行きたかった「覇王別姫」の京劇