「留学中に経験した面白い、変わった体験」野村夢実(北京師範大学)

二か月間の冬休みが終わり、私の大学では後期の授業が始まった。時間割も新しくなり、クラスメートも変わった。残念なことに私は後期もオンライン授業になる。しかし友人とオフラインの体育の授業をとったため、そこで現地の生徒との交流を深めたいと思う。まだ新学期に体は追いついていないが、前期以上に努力して頑張りたいと思う。

後期の時間割

さて、今月は留学中に経験した面白い、変わった体験を話したいと思う。私は冬休みの二か月間、瀋陽、上海、蘇州、西安へ旅行に行った。どの地域もとても綺麗で、それぞれの都市の歴史や文化を体験することができた。私が特に好きな都市は西安だ。私が想像していた西安は昔の都、長安でもあるので少し日本の京都のようなイメージだと思っていた。しかし実際は大都市であり、現代の高層ビルもありつつ、古代の建造物もしっかり残していて歴史、文化を大切にする街だなと感じた。私は西安へは蘇州発の火车でいった。そこで私は変わった体験をした。中国では火车に乗るときはすべて身分証のチェックが必要だ。外国籍の私たちはパスポートを見せることになる。しかし私が乗った火车に外国人がいると知られた瞬間、すべての乗務員が私たちを見に来た。私自身少し怖かったが、中には心配で話しかけてくれた乗務員もいたため、安心して西安まで乗ることができた。また、中国では奶茶が町のあちこちに売られており、それを飲食店に持ち込むことができる。日本では基本的には違うお店の飲食物を持ち込むことはできないが、中国ではそれが当たり前である。映画館、カラオケでも許されていて、自由で良い文化だなと感じた。また、友人と町で日本語を使って会話していると、10回中9回は韓国人ですか?と聞かれる。アジアの人は顔が似ていて区別がつきにくいんだなと思った。

西安駅

兵馬俑

火车の様子

中国の奶茶文化

留学はこれから後半戦が始まる。前期は思うような留学生活を送られなかった分後期は悔いのないよう思う存分学び、楽しみたいと思う。そして成長して日本に帰りたいと思う。