「中国留学、後期を終えて」藤岡真菜(北京語言大学)

前期のオンラインとは打って変わって後期は念願の対面授業が始まりました。楽しみな反面私の語学力でついていけるのかという不安な気持ちもありました。実際授業が始まってみると、オンラインの時よりも遥かについていくのが大変だと実感しました。しかし分からないところは先生に直接聞くことができる、また友達同士でも教え合えるといういコロナ前までは当たり前でしたが、コロナ禍を経験してからのオフライン授業は改めて有り難みを感じました。そして何よりも嬉しかったのが外国人の友達が増えたということです。必須授業、選択授業を受ける中でたくさんの外国人と中国語を学ぶという一つの目標に向けて共に勉強し、共に話し合いながら友情を深められたと思います。テストではペアの外国人と協力し合うものや、教室内でのテストなど、前期に比べて遥かに緊張しました。オンラインはオンラインで良かったメリットもあると思いますが、やはり私は対面授業の方が好きだと感じました。

また後期はたくさん学校外で遊ぶことができました。仲良くなった友達と一緒にご飯を食べに行ったり、観光名所をまわったり、万里の長城にも登ったりなど色々な体験をすることができました。また校内の文化祭や体育祭にも参加することができました。文化祭では日本ブースのお手伝いをさせていただき日本の魅力を少しでも多くの人に伝えようと頑張りました。体育祭は各国の外国人と一つのチームを作り二つの競技に参加しました。二つとも日本にはない種目で、その一つの毛毛虫は次の日本当に筋肉痛になるぐらいしんどかったのですが、それ以上にみんなと協力し参加できたことが嬉しかったです。

また思い出に残る一つとしては他校に入れたことです。北京師範大学と清華大学に入らせてもらったのですが、北京語言大学より大きく、各校共にそれぞれの魅力がり、1度では足りないぐらいでした。清華大学は学校自体が街なのではないのか!?と思うほどく大きく車もたくさん走っていて、必要なものは校内ですべて揃うほどでした。校内を自転車で移動するというのは私にとっては新鮮でした!北京師範大学には2度ほど行かせてもらったのですが、食堂で食べたオムライスが美味しくてまたいつか食べられたら嬉しいです(笑)

長かったようであっという間だった留学生活、振り返ってみると日本の生活では経験することのない本当に多くのことを経験をしました。

隔離から始まった留学生活は嘘でもあの期間が楽しかったと言えないほどしんどく2度と経験したくはありませんが、今考えるとあの時間も無駄ではなかったのかなと思えます。

分からないことだらけで、中国語もあまりできないまま中国に来ましたが、周りの人たちに恵まれたおかげで、中国語も少し上達し、日常生活では1人でどこでも出かけれるぐらいになりました。まだまだ私の中国語は未熟ですが、この経験を無駄にしないためにもこれからも続けて勉強していきたいと思います。多くの人に支えられ成し遂げれた留学でした。出会ったすべての皆様に感謝したいです。ありがとうございました。