「10月を振り返って」馬場咲良(北京語言大学)

10月を振り返った時、スケジュールを詰め込みすぎて、こなしている一つ一つの活動の質が落ちてしまったと感じています。オンラインでの留学と就職活動、日本の大学の授業を平行して行っていると、予定のバッティングが避けられません。今自分が何のために何をしたいのか、どれを優先してやるべきなのかを明確にしていなかったため、自分の行動に一貫性がなく、どれもこれも中途半端になっているように感じました。

自分が留学する目的として一番に考えていたのは、「中国語を通していろんな人と出会い、中国の文化を体験して視野を広げたい」ということです。もちろんオンラインの授業でも自分の積極性次第で、いろんな体験ができるし、多くの人と繋がることができると思います。しかし、やはりどうしても「つまらなさ」を感じずにはいられず、それが授業に向かう姿勢にも直接的な影響を与えてしまっています。同時に、現在ヨーロッパ圏に留学ができている友人のSNSを見ると切実に羨ましいなぁと、感じてしまいます。

そこで、本格的にモチベーションを保つための工夫を考える必要があります。私は今まで中国語学習においてやる気に満ち溢れていた時期を思い返してみました。HSKなどの試験で点数が必要な時、バイト先の中国人の先輩と仲良くなりたかった時、留学前のワクワクしていた時、友達が気づかぬまに流暢に話せるようになっていた時。自分の中国語に対するモチベーションは、語学を学ぶこと自体の面白さよりも、語学を通して自分が成長できていると実感できたり、語学を通して人と繋がることができたりした時に感じるのではないかと思いました。11月は、9月10月の反省を生かして、自分のモチベーションを保てるようにしようと思います。

このほか、最近新しく始めたことがあります。それは、韓国語の勉強です。韓国ドラマや韓国アイドルのオーディション番組にはまり、韓国人が話す言葉を直接理解できるようになりたいと考え、始めました。少しずつ理解できるようになる過程が楽しく、どんどん勉強がはかどります。中国語を学び始めたときも、この「少しわかる」から「大体わかる」段階が一番楽しく勉強ができていました。だから、中国語学習においても、未知のものを理解できるようになった時の喜びを忘れず、学習を進めていきたいと思います。

授業ノート
授業の感想やまとめを最後に書くと記憶に残りやすい

 

韓国語の教科書
第二外国語として学んでいた際は、全く興味がなかったが、今は非常に面白く感じる