留学中に取り組んだ日中友好活動 納田梨央(中央戏剧学院)

私は留学前から神奈川県日中友好協会青年学生部会(チャイ華)に所属しており、留学期間中もいくつかの活動に参加することができました。

ひとつは上海杉達大学の学生も参加したオンライン日中文化交流会です。私は発表者として参加し、横浜中華街の歴史を紹介しました。日本語と中国語両方での発表だったため中国語を使う良い機会となり、とても有意義な時間となりました。

また、チャイ華のメンバーで古越龍山の紹興酒試飲会もしました。紹興酒については魯迅の作品に登場したり、私自身が紹興地方の伝統演劇(越劇)が好きだったりと以前から興味はあったのですが、日本ではなかなか飲む機会がなかったので、今回たくさんの種類があることを初めて知り、種類によって味や風味も大きく異なることに驚きました。参加者には中国人もおり、北方の中国人にとっても紹興酒は馴染みのないお酒だという話なども聞くことができました。

2月には駐日中国大使館主催で日中友好協会全国青年委員会とのオンラインイベントがありました。私はオブザーバーとしてイベントの感想を述べる機会を頂きました。楊宇臨時代理大使のお話や全国青年委員会の活動報告を聞き、自身も留学やチャイ華でのイベントを通して日中の未来に貢献できる人になれるよう今後も努力していこうと思いました。

未だコロナの影響により対面での活動はあまり参加できていませんが、留学で得た中国語を活かして今後も様々な交流活動に関わっていけたらと思っています。