「留学中に取り組んだ日中友好活動」小松史弥(北京大学)

6月中旬に期末テストが終わり、7月からは北京大学から少し離れ、日本での生活を楽しんでいます。今回のレポートでは、時間に余裕があった私の7月中の日中友好の活動について、話していこうと思います。

1つ目は、6月30日に行われた、中日友好スタンプラリーに参加したことです。これは駐大阪総領事館が主催したイベントで、日本大学生と中国大学生が共に京都の日中友好の証である名所を巡り、親睦を深めるというイベントでした。初めは知り合いが誰一人いなかったのでとても不安でしたが、日中友好という共通点からすぐに打ち解けることができました。建仁寺でお茶を楽しんだり、東華飯店でご飯を食べたり、嵐山にある周恩来の石碑を訪れたりと、なかなかボリューミーな1日でした。最後には京都市の姉妹都市である陝西省の外交官と学生とオンラインで交流しました。

この交流を通じて、改めて日中の友好の深さ、そして重要性を認識することができました。

2つ目は北京大学で知り合った日本人のクラスメイトと一緒にUSJに遊びに行きました。これは日中友好の活動と言えるかはわかりませんが…(笑)。とにかく、北京大学在籍時に共に切磋琢磨して高みを目指した友人と日本で再会し、同じ時間を過ごせると言うのはとても感慨深いものでした。待ち時間に授業の思い出や当時の事などを話しながら昔を懐かしんだり、近況報告や将来のことなども語り合ったりと、とても有意義な1日でした。

勉強面では、正直必死に努力した、と言うわけではなく、レベルを落とさないように中国語のドラマを見たり、微信を使って中国語を話せる友人と連絡を取り合ったりなど、適度に中国語学習を楽しみました。

また最近嬉しいニュースが飛び込み、ついに中国へ渡航できると言う知らせを聞きました。約2年もの間、中国への渡航断念を余儀なくされていたので、ようやく行けるのかというほっとした感情と、いよいよだなという少し緊張の気持ちが混ざっていますが、いずれにせよ半年という限られた時間しかないので、その短い時間を無駄にせず1日1日を大切に送ろうと思っています。