「日本での国際交流のために」後藤由衣(北京第二外国語学院)

先日期末テストが終わり、北京第二外国語学院への留学生活もあっという間に終わりました。私は本科生ではなかったので、1年で留学が終わりましたがクラスメイトのほとんどは本科生なので来学期も北京第二外国語学院での学習が続きます。留学が始まったばかりの時は夜遅くまで授業があったり、自分の中国語レベルの低さを痛感し、1年間続けることができるかさえも不安でした。しかし留学が終えるころには、もっと北京第二外国語学院で学びたい、本科生が羨ましい、そのような思いでした。

今回のレポートでは留学中に私がした日中友好活動についてお話したいと思います。今回のオンライン留学で学んだことの1つにオンラインであっても自分から見つけにいけば国際交流の機会はたくさんある、ということです。具体的に今回の留学で私が取り組んだものは、オンラインスピーチ交流会、中日大学生討論会、日本にいる中国人留学生との交流やオンライン中国語会話の受講などです。特に、日本にいる中国人の留学生との交流では会うたびにお互いに異文化交流ができるとても良い機会です。例えばこれまでには一緒に中華料理を作る、日本のアニメを中国語で鑑賞する、などして交流しました。日本の文化を知ってもらうために一緒に手持ち花火もしました。コロナ渦においても中国人の方と実際に交流する機会を持てたことで、中国語学習におけるモチベーションも維持することができました。しかし、これらの交流の機会は自分から舞い込んでくるものではありません。自分で行動しなければ、日本にいてもゴロゴロ転がっている国際交流の機会を手に入れることは出来ません。行動を起こすのに私はとても勇気がいりました。緊張もしました。自分の中国語に自信がなかったからです。でも今、あの時勇気を出して良かったと心から思えます。あの時の行動のおかげで、中国語学習のパートナーにも出会うことができました。

コロナでオンラインが瞬く間に普及し、日本でも容易に海外の方と交流ができる世の中になりました。その国際交流の機会を活かすことができるか否かは自分次第だと思っています。これからも常に挑戦する心を忘れず、様々な日中友好事業に参加していきたいです。

留学生が作ってくれた中国料理①

 

留学生が作ってくれた中国料理②