「後期の振り返り」有馬万達(南京大学)

6月の最終週をもって、南京大学の後期の授業が終わりました。6月は期末テストがあり、後期だけでなく、一年間のまとめとしてテストに取り組みました。結果的には満足できる点数が取れたので良かったと思います。

後期は前期と異なり、現地とオンラインの人が合同で授業を行う形式で、全員の生活がほとんど同じ時間だったのでより、他の留学生とコミュニケーションが取りやすかったです。前期ではコミュニケーションがWeChatでのやりとりだけで完結していたのですが、今学期は何人かの留学生と協力して、一緒にHSKの対策をしていました。私はHSK6級の閲読の大問1番(语病)が苦手だったのですが、友人達と協力して問題がある程度のパターンに分けられることを発見しました。以前まではなんとなく解いていたのであまり点数にならなかったのですが、それからは時に苦手意識を感じることなく解けるようになりました。一緒に対策をした人も含め、多くのクラスメイトが6級に合格したので、お互いに良い影響を与えられたのかなと思います。また、一年間通して授業をもってくれていた先生に「留学開始時とは比べ物にならないくらい上達した」と言われて嬉しかったです。オンライン留学で終わった一年ではありましたが、南京大学の先生方やクラスメイトに恵まれて、オンラインでものびのび学ぶことができたので南京大学に配属されて良かったと思います。一度南京大学に行ったことがあるのですが、渡航が可能になればまた南京大学に行って、先生やクラスメイトたちと交流したいと思います。

これから就職活動や日本の大学が再開するので、どうしても中国関連の勉強が疎かになることもあるかと思いますが、できるだけ接点を持ち、積極的に行動したいです。授業は終わりましたが、引き続きできることをして、さらに進歩したいと思います。