「前期を振り返り後期に向けて」中村桃夏(華東師範大学)

時間が過ぎるのはあっという間で、もう留学の半分が終わってしまったのかと感じています。私の通う華東師範大学は留学生への対応が良いと聞いていましたが本当に実感できました。前期を終えた今のところオンラインの面でも勉強の面でも困ったことはありません。入学前には詳しい説明がWeChat上であり、オリエンテーションも詳しく、初めての普通進修生としての留学もスムーズに開始することができました。私は本科生の一年生と一緒に授業を受けていますがクラスメイトはほぼ何かしら中国のルーツがあり、今でも付いて行くのに必死です。最初は全然中国語ができないことに悲観的になることが多かったですが、自分には何もルーツがないからこそ、みんなと同じようになったら自分に自信をつけることができる!の一心で努力しました。先生も優しく、あまり話すことができない私にも積極的に質問をしてくれるため、自然と話す機会ができて良い練習になっています。このように大学については本当にこの大学を選んで良かったと思っています。

自分自身については振り返る上で反省点がいくつかあります。

一つ目は、開始時に比べて発言の積極性があまりないことです。留学前は絶対に他の生徒よりも発言するぞ!と意気込んでいましたが、授業の回数を重ねるごとに積極性が無くなり、他の生徒の発言を聞いていることが多くなりました。その原因としては、周りの生徒と比べてしまい自分の口語に自信がないことと、先生があててくれることに頼りきってしまっていることが挙げられます。これは授業への慣れもあると考えます。半分が過ぎた今、初心に帰り後期には改善しようと思います。

二つ目は、予習・復習の時間が少なくなっていることです。開始時は毎日欠かさず行っていましたが、だんだん慣れてくるにつれて割く時間が減少しました。この原因はアルバイトとの両立です。最初は授業に支障がないよう、十分余裕のあるスケジュールの立て方でしたが、授業に慣れてくると大丈夫だろうと甘く考えてしまいアルバイトを増やしました。実際には期日までに宿題は必ず提出し、授業も休まず出席しており客観的に見ると両立できているようにみえますが、個人的には少し怠けているなと感じています。それが予習・復習時間の減少です。日々の授業以外に、勉強に割く時間が少なったことで期末テストが非常に大変でした。そこでもっとコツコツ積み重ねていくべきだったと後悔しました。成績は目標を超えることができましたが、もっと日常的に努力していればと考えることが多かったので後期は同じようにならないためにもきちんと取り組んでいきたいです。

これらの前期の反省点を踏まえて、後期も頑張りたいと思います。後期は前期に加え、選択授業をとることができたので、できるだけ多く選択しました。自分で決めたことなので最後まで後悔のない留学にしたいと思います。そして、最初に立てた目標は今のところ実現できそうにないですが残りの時間の内に達成できるような努力をしていきます。

授業で使用している”学习通”

 

授業で使用している”大夏学堂”