「留学に向けた取り組み」河本希歩 (北京語言大学)

2月ごろに公費留学の奨学生としての内定を頂き、夏頃に北京語言大学からの採用通知を頂きました。コロナ禍の影響で通っている大学での留学プログラムは中止になっていたこともあり、今回留学できると決まった際は本当に嬉しかったです。しかし留学に向けて準備を進める中で、やはり現地での留学を経験したいという思いが強まり、少しの可能性にかけて留学を半年間延期することを決めました。私は本来なら就職活動を始めないといけない時期でもあったために、この決断に至るまでにはたくさん悩むこともありましたが、大学の先生や親ともたくさん相談し、この決断を下しました。

 

その後大学と具体的な手続きを進める必要があったのですが、留学の開始時期に近づいても大学から何も連絡が届かず、こちらから大学に問い合わせる必要が出てきたので、少し不安に感じることもありました。最終的には同じように北京語言大学から採用通知を頂いた方々と情報を共有しながら、なんとか大学側と手続きを進めることができたので良かったと思います。

 

そして留学に向けて行った具体的な中国語の勉強としては、HSKの勉強に加え、大好きな中国ドラマを通して勉強を行いました。ドラマを通じての勉強では中国語を耳に慣らさせるという目的だけでなく、字幕を用いて、同じドラマを繰り返し見ることで、わからない単語や文章を反復して覚えるように意識して勉強しました。もともと好きであった中国ドラマを通じた勉強であるからこそ、より継続的に行えた勉強方法だったと感じます。またこのような語学力の向上に向けた取り組みに加え、留学に向けて中国についてももっと知る必要があると思い、個人的に中国の文化などを調べるだけでなく、大学では中国の文化や社会について学ぶことのできる授業を履修し、中国について学ぶ機会を作るよう心がけました。まだまだ中国語の実力は足りないと感じることばかりですが、少しでも身につけられるよう日々精進していきたいと思います。改めて留学を開始する際には充実した留学体験にできるよう今後もしっかりとした準備を進めていきたいです。

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