留学を開始して困ったこと、面白かったこと 島村 雅子 華東師範大学

9月9日から普通研修生の授業が始まった。2日に登録手続きをした後に、クラス分けテストがあった。テストと雖も、先生との簡単なスピーキングと1時間程度の筆記試験だった。その結果、私は1-5のクラスで学ぶことになった。クラスは1-1から3-5まで細かくクラス分けされており、その中でも私は初中級のクラスに所属することになった。1クラス約15人程度で、韓国、アメリカ、フランス、イタリア等、様々な国から留学生が集まっており、お互い探り探りの中国語でコミュニーケーションをとっている。

クラスメイトとも仲良く、授業終わったら4~5人で一緒にお昼ご飯食べたり、寮の休憩スペースで勉強を教えあったり、仲が良いクラスメイトに恵まれて学校生活はとても楽しい。皆中国語レベルが同等な人たちが集まっているので、話していくうちに知らない単語や分からない単語などがあると調べたり、身振り手振りを使ったりして、自分の伝えたい事を伝えられることができた。それぞれの国によって文化や価値観が違い、自分たちにはない文化や価値観を理解するのが興味深かった。

毎日授業を受けてる国際漢語教学楼

生活面では困ったこと、大変だったことが沢山ある。寮に入って間もない頃は、共用のシャワーしかなくお風呂に入れないことや、洗濯機、乾燥機も共用であるため自分のタイミングで洗濯物を回せない。

また、入学手続きして間もない頃は銀行の口座がなくWeChat payやAlipayが使えなくとても不便だった。中国ではスマホ決済が普及しており、お店での支払い、シェアバイクを使う時はすべてスマホ決済なので銀行口座ができるまでは現金を使った。

また、共用の洗濯機もスマホ決済だったのでルームメイトに代わりに払ってもらった。私のルームメイトはタイ人で、本科生4年生だったため、わからないことはすべて教えてもらった。寮に入った当日に挨拶をし、部屋でのルールを決めた。(不快なことがあったら溜め込まずにお互いに言う、発疹ができてしまうので部屋の温度は低めに設定する、等)国が違えば生活習慣の違いやこだわりがそれぞれあるのでお互いルールを決めて快適に過ごしている。