留学を開始して困ったこと、面白かったこと 飯塚真央 南京大学

南京大学に来てから早くも1か月が経とうとしています。留学に来る前はすぐに慣れるだろうと思っておりましたが、現実はそうはいかずに自分の思い通りにはならない日々が続いていました。しかし1ヶ月ほど経つと既に慣れて、不安の気持ちからもっと楽しみたいという気持ちに変わってきました。

南京大学鼓楼キャンパスの様子

留学に来て一番初めにできた友人はルームメイトです。彼はスペイン人で私と同じように中国語を学びに来ました。私は日本で歴史を専攻しており、彼もまたスペインで歴史を専攻していたことから2人でよく語り合っています。普段は英語を使ってコミュニケーションをしているため、中国留学ではありますが、やはり英語の必要性も同時に感じています。

私の所属する海外教育学院は、様々な国から留学生が来て共に中国語を学んでいます。そのため、クラスの授業だけでは中国人と関わる機会が全くありません。また海外教育学院はキャンパス内の一番端に位置しており、学生が利用する図書館や学生食堂まで徒歩15分程度かかります。こうした環境の中、南京にいる中国人学生とどうやって交流する機会を増やしていくのかがこれからの自分にとって問題になりました。ちょうど先日機会があり、南京にある日本文化交流センターにて行われた日中交流会に参加してきました。南京の大学に通う中国人学生や社会人が多く集まっており、南京にこんなにも沢山の人が日本に興味を持っていることを知り、大学内にとどまらずにこうした場を利用して交流の幅を広げていきたいと思いました。

国慶節前の南京市内の様子1

国慶節前の南京市内の様子2

今年の10月1日は建国70周年ということもあり、9月ではありますが街の至る所で中国の国旗などを目にします。中国人の愛国心はこうした街からも伝わってきます。これからも南京の街を色々散策して面白いものを見て行きたいと思います!