留学に向けて取り組んだ準備と留学に向けた思い 中津大介 北京大学

私は2019年9月から北京大学で留学を始めるにあたり、一番留意したのは留学に行く目的意識や留学での計画の確認である。私は留学に向けて半年以上にわたり準備を重ねてきがその中で私は、留学開始に近づくにつれて書類やインターネット上での手続きに追われ、そのことで頭がいっぱいになってしまい、それらへの意識がおろそかになっていることに気が付いた。留学が開始してすぐはおそらく他の学生との交流や、居住・銀行口座・奨学金などの手続きが必要になり、ただでさえ異国の地での生活なのであまり余裕はないと思われるので、日本での準備のなかで初心の再確認をする必要があると考えた。

私は留学で、留学でしかできないことへ積極的に参加していくことを重要視しており、その中で自分の中国語能力を向上させ、中国文化への造詣を深めていきたいと思う。特に中国語の持つ独特で多種多様な語気に興味があり、それを体得したいと考えるが、そのためには日々の授業の中での学習もさることながら、ネイティヴの中国人との会話を繰り返すことが必要不可欠だと思われる。また、日本では体験し難い速さの中国語に触れ続けることで、ネイティヴの会話のリスニングもできるようになり、さらには自分のスピーキング能力も向上させたい。以上の点を再確認し、私は中国へ行くことにした。

また、留学の準備の段階で大きな変化として現れたのは、日中友好協会による壮行会への参加や、大学の先生、先輩や同学からの情報収集、両親との事項の確認の中で様々な人から応援の言葉をいただき、自分の中での意識が留学は「自分のため」という意識から、「自分のためだけではない」という意識へと変化したことである。様々な人々に支えられて留学に行くことができるという事を決して忘れず、積極的に行動を起こしていきたい。

上空から見た北京首都国際空港

北京首都国際空港の内部

寮(中关新园5号楼、双人间)の様子

中关新园の様子