「留学に向けて取り組んだ準備と留学に向けた思い、困ったこと」 山下 真周(北京師範大学)

今回の留学は、コロナウイルスの影響で派遣大学の決定や説明会の延期などにより、期待より不安と焦りが上回る時期もありました。それでも、9月には渡航できるだろうと微かな希望を持ちながら情報を待っていました。昨年12月に参加した日中文化交流協会大学生訪中団で初めて北京を訪れました。その際は、人民大会堂に招待して頂き、貴重な体験をすることができました。来年はこの都市で留学生活を送れるといいなと心の中で思っていました。(当時はまだ選考中で公費留学はまだ未定)しかし、残念ながら希望は叶わず、年内のオンライン留学が決定しました。現地での生活を楽しみにしていたので、休学制度を利用して留学時期を延期することも考えましたが、最終的に予定通りの期間での留学に決心しました。

人民大会堂での中日青少年友好交流大会

留学に向けて取り組んだ準備というほどではないが、以前からの趣味であった中国ドラマやバラエティ番組などを字幕なしで鑑賞して、耳に中国語を慣らしていました。また、大学側からのメールや情報が迷惑メールに入っていないかなど気を配るようにしていました。しかし、時間だけが経過し、入学予定日になっても連絡がなかったので、とても心配になりました。数日経過しても授業に関する情報は得ることができず、週末明けに朝から母親と一緒に大学に電話しました。その際、再び資料を送付して頂いたのですが、記載されている日時などは全て過ぎていたため、とても焦りました。後からわかった事なのですが、メールアドレスに不備があったため、大学側からのメールが受信できていませんでした。

オンライン授業が開始するまでに困った点として、大学に問い合わせても質問によって回答する部署がいくつかに分かれているため、たらい回しにされてしまったことが挙げられます。しかし、教授も世界各地からきた数百人の留学生の手続きを一度に行っているため、情報を把握するにも時間がかかる上、今のご時世では仕方ない部分もあると思いました。また、登録フォームや説明が英語だったので、英語が苦手な私にとっては少し苦戦しました。また、授業が開始してから苦戦している点として、大学のサイトやオンライン授業で使用するアプリの使い方が挙げられます。機械音痴の私にとっては毎日パソコンと葛藤しています!留学生のために、zoomを利用する授業もありますが、学校独自のliveclassというアプリを使用する授業もあります。わからない時は、WeChatで助教に助けを求めています!

まだ渡航できる見通しは立っていませんが、年明けには北京に渡航して対面授業が受けられることを願っています!