留学に向けて取り組んだ準備と留学に向けた思い、困ったこと 福崎文香 (浙江大学)

1月中旬に公費留学の内定を頂き、9月入学までの数ヶ月は来年の大学院入学に向けた準備に充てたいと思い、5月末に3年程働いた会社を退職しました。1年間の中国語学習により、HSK6級を取得することを目標としています。新型コロナの影響で、例年とは違った手続きやスケジュールとなり、不安もありましたが、今となってはこの時期にしかできない貴重な経験だと思って前向きに捉えています。1年間楽しみながら学習に励みます!

 

■留学に向けて取り組んだ準備

・学習について

大学時代に第二外国語として中国語を勉強し、2年程前にHSK5級を取得していたため、当時使用していた教材を久しぶりに開いて、単語を書き出すことから始めました。正直、HSK5級を取得した後は、仕事で少し触れるくらいで、中国語を話す機会はほぼなかったので、当時勉強していたことは忘れてしまっているに等しい状況でした。自らの現状を受け入れつつ、授業開始前に少しでも思い出しておこうと、毎日10単語の暗記に取り組みました。

・手続き等について

7月末に採用大学決定通知を頂いてからというもの、オンライン授業が実施されることが正式に通知されたのは8月末で、それまで大学からは何の連絡もなく、留学自体が中止若しくは延期されるのではないかと不安でいっぱいでした(例年だと、6月採用大学決定、9月初旬渡航)。オンライン授業実施の連絡を受けてからは、手順通り、オンライン授業で使用されるアプリ(DingTalk/钉钉)の登録、学内システムへの登録、プレイスメントテストの受講(9月9日、アプリ上のビデオ通話にて1対1で実施)等をこなし、9月14日より無事授業開始となりました。メールやアプリを通して英語と中国語で手続き手順が送られてきて、不明点等あれば適宜質問もすることができ、特に困ることはありませんでした。

語法クラスのオンライン授業の様子

■留学に向けた思い

将来、大学院で中国法を勉強したいと思っており、今回の公費留学はそのための第一歩だと思っています。大学2年生の時初めてバックパッカーとして中国に行って以来、自分のイメージの中の中国と実際の中国のギャップに驚かされて、その魅力にどんどんはまっていきました。大都市の北京・上海から、内陸の成都・昆明、古都西安・拉萨までいろいろな場所を訪れながら、たくさんのかけがえのない出会いに恵まれました。「いつかこの素敵な人たちと日本をつなげる仕事がしたい!」ずっと抱えていたこの思いを実現するため、はじめの一歩として今回の留学を決めました。頂いた貴重な機会を精一杯活かし、自らの将来の糧にします。

2016年西安を一緒に旅行した中国人の友人と

2017年中国人の友人と一緒に行ったカンゼ・チベット族自治州色達県

 

 

 

 

 

 

 

■困ったこと

大きな困りごとはないのですが、1点だけ挙げるとすると、大学のカリキュラムの都合上授業の科目(语法・口语・听力)ごとにレベルを変えられないことです。私の場合、生の中国語に触れる機会が少なかったためか、听力がものすごく苦手な一方、语法は日本人ということもあり比較的得意です。そうすると、听力のレベルに合わせてクラスを選択すると语法が簡単に感じ、语法のレベルに合わせてクラスを選択すると听力が難しく感じてしまいます。クラスメイト数人も同じ問題を抱えているようでしたが、結局、一週間のコマ数が语法5・口语2・听力2であることから、先生の勧めもあり、语法のレベルに合わせて受講することに決めました。授業開始から2週間はクラスを変更することが可能なので、その点では安心かなと思います。