私の暮らしているまちの特徴、自慢(おすすめスポット等) 横山佳代 北京語言大学

7月9日に最後のテストが終わり後期が終了した。テストの形式は、各自で仕上げて指定された時間までにメールで提出するものや、ZOOMを使ってリアルタイムで行うものなどがあった。またオンライン授業のため出席や発言で平常点をつけるのが難しいからか、課題が前期に比べてかなり多くなっていたと感じる。そのため特に後半はひたすら課題に追われていた。

私の暮らしているまちの特徴、自慢(おすすめスポット等)

なんといっても中国の首都であり、文化の中心地ということで、中国に留学するなら北京で学びたいなと思っていた。北京には数多くの歴史遺産や文化施設があるが、個人的に一番北京らしさに触れられると感じるのは、胡同散策だ。胡同とは北京の旧城区を中心にはりめぐらされた路地のことで、老北京たちの生活の場としての役割を担ってきた。胡同を散策していると、金魚胡同や、黒芝麻(黒ゴマ)胡同、櫻桃(サクランボ)胡同、豆腐池胡同、剪刀(ハサミ)胡同など、なぜその名前?と思うようなおもしろい名前の胡同をよく見かける。また南鑼鼓巷というエリアは近年若者の街として人気だが、リノベーションされオシャレなカフェや土産物屋になっている胡同も多くある。しかしこの胡同も2008年の北京オリンピックの際に大規模な取り壊しが行われており、現在も再開発によってどんどん少なくなりつつあるようだ。
また、北京のグルメといえば北京ダックを思い浮かべる方も多いと思う。北京ダック店で私が気に入っているのは「利群」という店だ。胡同の中にある店で、伝統的な四合院をそのまま利用しており、また値段も高すぎず地元の人にも人気がある店のようだ。ちなみにこの店は店内にトイレがなく、外にある公衆トイレを使う必要があるのだが、2,3年前に訪れた時はそれがいわゆるニイハオトイレだったので、北京の中心部にもまだこんなトイレが・・・と衝撃を受けた記憶がある(現在は個室のあるそれなりに綺麗なトイレに変わっている)。

 

「新闻听力」というクラスのZOOM授業の様子。先生が授業最終日に加工した写真を送ってくれました。

 

「利群」を数年前に訪れた際に使ったニイハオトイレ。