北京市の小学生と
サッカー交流
・茨城県日中友好協会
7月22日と24日、北京市の小学生を招いて、日立市内のサッカー少年団と交流を行った。折笠スポーツ広場において、明秀日立高等学校サッカー部コーチと部員の指導のもと、午前中は共同での練習。午後はチーム分けを行い、交流試合を行った。ほぼ互角の強さで、互いに刺激を受けつつ、普段は交流することが滅多にない異国の同世代と切磋琢磨していた。
23日には大洗水族館にてショーや展示見学。日立市消防本部において、防火服の着用体験と避難訓練、消防車や各施設の見学をした。
成都市の小学生武術訪日団
・大阪府日中友好協会
四川省の小学生22人(別に引率者4人)が7月9日から15日まで訪日した。成都市迎賓路小学校で武術を学ぶ一行は14日、大阪市の極真会館関西総本部道場を訪れ、當洋彰支部長の指導のもと日本の生徒と練習した。
10月1日には上海市第1高級中学一行(生徒15名、教師2名)が大阪府立箕面高校を訪問。2年2組の授業内交流では英語で自己紹介、映像で上海市の紹介をしてくれた。午後3時半から歓迎式典には、尺八、琴、三味線が運び込まれた。
呉盛杰団長挨拶の後、箕面高校生徒を代表して2年2組陳くんが中国語で答礼した。箕面高校の学校紹介を邦楽部4人が行い、それに応えて上海の生徒2人が日本語の歌を披露した。
日中青少年交流の事例多数
一部をピックアップして紹介
・愛知県日中友好協会
1月22日から25日まで岡崎市の友好都市・フフホト市から高校生8人が来訪。岡崎学園高校では授業を体験、太極拳披露、会員宅でホームステイを経験した。
8月28日から9月2日にかけて、2019年日中友好中部六県大学生訪中団100名が江蘇省を訪問した(写真上)。「百聞は一見に如かず。想像以上の中国江蘇省へ」をテーマに中国側の招待旅行として企画。60名の募集に300人超の応募があった。
7月13日、中国淮安市少年友好交流団が一宮市を訪れ一宮北高校の生徒らと和太鼓演奏などで交流。
8月20日から24日、愛知県青少年囲碁訪中団一行11人が江蘇省を訪れ親善対局した。
「浴衣で茶の湯を楽しむ会」と
チャイナドレスで国慶節の祝宴
・秋田県日中友好協会
秋田県日中友好協会女性委員会は9月23日、秋田市新屋の一戸ツセ子同委員会顧問宅の茶室「山雲軒」で「第16回浴衣で茶の湯を楽しむ会」を開いた。参加したのは秋田大の中国人留学生や県国際交流員ら10人。石黒かほる会長が「心配された天気もすっかり回復。今日は日本の伝統文化をゆっくり体験して欲しい」と挨拶。
留学生たちは、色も鮮やかなお気に入りの浴衣を選んで全員に着付けてもらい、床の間のある和室で、県日中友好協会会長夫人の堀井道子さんから礼の仕方や飲み方などの作法を教わった。茶室では淡交会教授の藤森宗公さんの指導で抹茶を味わった。県国際交流員の杜淑玲さん(甘粛省出身)は「とてもおいしい。貴重なことが体験できて感激した」と語った。
県女性委はまた秋田地区日中友好協会(小木田喜美雄会長)とともに10月5日、秋田市の秋田ビューホテルで中国の建国記念日「国慶節」を祝う会を開いた。秋田県環日本海交流推進会議との共催。第1部は「日本文化の紹介」で、大正琴の紹介と演奏が行われた。大正琴研修院秋和流家元の中村翠笙さんがその歴史や魅力について語り、大正琴アンサンブル「架音」のメンバーと演奏。秋田県民歌の旋律が流れると大合唱となった。
第2部は「国慶節祝宴」。女性委員会の役員たちがチャイナドレス姿で舞台に登場すると祝賀ムードが一気に盛り上がった。秋田大理工学部2年の湯征宇さん(浙江省出身)は「秋田で国慶節を祝ってもらい、とても嬉しい。来年の春節や花見などの行事も楽しみにしている」と話した。
(県日中理事 古谷孝男)