「次世代につなぐ」テーマに 中部六県中日友好交流大会 ~2023年に訪中した愛知・石川・岐阜の青少年らが旅の報告~

2024年2月1日号 /

2023年12月2日、名古屋東急ホテルにおいて、中国駐名古屋総領事館、愛知県日中友好協会共催による「次世代につなぐ~日本中部六県中日友好交流大会」が開催され、愛知・岐阜・三重・福井・石川・富山の6県の友好協会役員のほか、2023年に協会派遣の青少年交流訪中団に参加した学生らが参加した。

中部六県中日友好交流会議の参加者

主催者挨拶に立った楊嫻・中国駐名古屋総領事は、「総領事館は、常にあらゆる年代・分野における日中交流の場を提供し、共に新時代の中日関係の明るい未来を切り開きたいと考えている」と述べた。後藤泰之・愛知県日中友好協会会長は、「平和と友好を願う同志として世代を超えて手を取り合い、行動することが世界の平和につながる。この機会を与えてくださった総領事館に感謝したい」と述べた。

各県協会の事業紹介では、特にコロナ禍明けの夏以降、日中平和友好条約45周年記念事業も含めてどの県も精力的に事業を行なっており、予定時間を超える内容だった。

続いて、青少年交流訪中団の代表から、訪中の報告、感想の発表があり、愛知から参加の高校生は、「以前は、中国への偏見や日中友好に対しても懐疑があったが、色々な人と出会う中で、今は、民間交流を通して、理解、尊重しあうことが一番重要と思える」と発表した。

(愛知県日中友好協会 事務局長 林 智子)