【結果発表】日中国交正常化 50周年記念企画①標語

2022年8月1日号 /

 

(公社)日中友好協会は2022年5月16日~6月15日、日中国交正常化50周年を記念して「新たに始まる 50 年もより多くの友好交流が広がるよう、多くの人に共感を得られるメッセージ」を会員・読者から募集しました。

ご応募くださいました皆様、誠にありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。

厳正な審査により選ばれた作品を発表いたします。

 


最優秀賞

 

草の根の交流の輪に咲く未来
兵庫県 古武由紀子さん

 

・応募コメント

日本と中国の未来に向けての交流は、草の根活動により友好の輪を広げることが最善と思う。

 

・審査員講評

我々の長年の活動、各地の取り組み、そして会員一人ひとりの交流の中心は、まさに「草の根の交流」だ。それらはその時々に、色も形も異なる友好の花々を咲かせてきた。この輪を広げ続けて、共に、永遠に咲き誇る日中友好の未来へ向かいましょう。

 

優秀賞

輝く未来に絆を繋ぐ日中国交正常化50周年 兵庫県 野崎精子さん
友好の歴史をつなぐ熱と知恵 京都府 四宮陽一さん
心通わせ 永遠に結ぼう 日中の絆 東京都 吉谷美聡さん
手を取って 共に歩こう 日中友好 福岡県 坂井秀作さん

 

・審査員講評

相互理解を進め、信頼関係を築く上でのカギは意外と多い。他にも、両国共通の文化や、両国に関わる技術に言及した作品が寄せられた。絆を繋ぎ、心を通わせるきっかけとなるそれらを大切にしたい。

野崎精子さんのコメントに、「日中国交正常化50周年おめでとうございます。この平和がいつまでも続くことを願っています」とあった。いま、我々の思いはこれに尽きる。

 

佳作

お隣さん、これからも仲良くね! 千葉県 小野﨑一男さん
築こう友の輪 ハートの和 石川県 石庫 要さん
「私」と「あなた」で築いた愛ある50周年 宮城県 木村吉貴さん

 

・審査員講評

全国青年委員会や『日本と中国』を通して、中国の人・文物を愛し、交流を楽しむ若者の様子がわかるとうれしく思う。

木村吉貴さんは、中国のネットバレンタインデー「情人节」(5月20日)より、「5=私(日本)と0=あなた(中国)で築いた50周年」という意味を込めてくれた。

中国のトレンド情報もスマホでゲットしながら、輪と和を築き、これからも仲良くね!と前向きにGOしよう。

 

特別賞

日中友好は最大の安全保障
神奈川県 宇都宮徳一郎さん
銘記しよう! 日中友好は最大の安全保障
長野県 布施正幸さん
永遠の平和求めて日中友好
大阪府 寺本久子さん
日中友好過去も未来も平和の要
東京都 宮崎ゆみ子さん

 

・審査員講評

「日中友好は最大の安全保障」は当協会副会長・宇都宮徳一郎氏の祖父、宇都宮徳馬先生の至言であり、我々に引き継がれた箴言である。

日本にとって「隣の中国との友好無くして平和無し」(寺本久子さん)という当たり前のことを再確認し、銘記したい。

 


【審査員全体講評】

日中国交正常化50周年を多くの日中友好を願う方々と共に祝いたい。そう願い、①標語②写真③作文の3つの投稿企画を立ち上げた。公益社団法人の特殊事情で会員と読者にターゲットを絞った結果、標語部門は20代~80代による計22作品が集まった。

どれもが募集テーマに相応しく、それぞれ異なる特徴があり、選考は困難を極めた。結果はご覧の通りだが、どの作品からも「日中友好への確かな思い」と「言葉がもつ力」がかけ合わさって生じた熱量が溢れていた。

標語を考え参加してくださった方々、応援してくださった会員ならびに読者の皆様にお礼を申し上げます。標語に込められたメッセージを、これからも心に留めていただけるとうれしく思います。

(公社)日中友好協会 日中国交正常化50周年記念企画 審査委員長 大薮二朗