第1回日中大学生スピーチ交流会

2021年11月27日(土)に、中国文化センター(東京・虎ノ門)にて第1回日中大学生スピーチ交流会を開催しました。

全国230名の応募者から選ばれた日中の大学生30名が、二人一組で相互学習を行いスピーチを作成・発表をしました。第1回目となる今回は「日中の若者が考えるSDGs」を大テーマとし、日本人学生は中国語で、中国人学生は日本語でスピーチを作成。交流会当日は3ヶ月の相互学習の成果をスピーチを通じて発表しました。

各自のスピーチ終了ごとにスピーチをした言語での質疑応答も行われました。

交流会終了後は懇親会が行われ学習パートナー以外の参加者とも交流を図りました。

 

参加した学生の感想

  • 今回の交流会を通して、本当に最高の3ヶ月を経てました。日本語能力の向上だけではなく、異なる価値観や文化を触れ、多様な考え方を受け取れ、自分の国際的な視野を身につけることができました。
  • 3か月の時間で、パートナーと一緒に楽しい時期を過ごし、最後交流会が完璧に終了し、別れた際に、言葉では表現できない悲しみがあると感じました。二人とも一生懸命に努力し、最後まで頑張ったことは達成感も感じました。また、自分にとって、今回は初めて多く人の前でスピーチするので、不安があったが、皆さんの優しいの心の暖かさを感じ、不安な気持ちが消え、スピーチを完成し、非常に感動しました。なので、この交流会は国を問わず、人と人の間の距離を短くしたと思います。
  • 同世代の人たちとSDGsという普段の会話ではテーマにも上がらないような内容で意見を交換でき、多くの人の考えを知って勉強になりました。特に男女平等について男性がスピーチしていたことがとても意外で、印象に残りました。また、三か月間ペアとの交流はお互いを知り語学を勉強するだけでなく、お互いの国の文化を知ることもでき、とても楽しかったです。一日だけの交流はよくありますが、長期間交流する機会はほとんどないので、有意義な三か月を過ごせたと思います。
  • 今は大学2年生ですが、コロナ禍でずっとオンライン授業を行っています。今回の交流会として初めて日本人の友達を作りました。私が最もやりがいを感じるのは、語学力の向上ではなく、人々の考えや感情は国境を越えることです。コロナがいつ終わるかはわかりませんが、自分の未来にもっと自信を持っています。

協会機関紙「日本と中国」3月1日号掲載