「オンラインでの留学生同士の交流方法について」福田悠(復旦大学)

6月は、留学生活最後の1か月でした。最後のテストに向けてみんな必死に勉強しており、テストの前日は、どこが出題されると思う?とか、この問題の答えはこうだよねというやり取りをしながら、過ごしていました。私は今回特にスピーキングのテストには力を入れました。スピーキングテストは、先生から与えられたお題6つの中から当日3つ選ばれ、その3つの中から自分で1つ好きなお題を選んで、3~5分話すという内容だったので、事前に何が出るか予想して3つ原稿を作らなければならず、少し大変でした。しかし、中国人の友達二人に添削してもらったおかげで、なんとかうまく出来ました。また、一番苦手だったリスニングテストは、初めて聞く現地のニュースを聞いて問いに答えるという難易度の高い問題でしたが、4月の中間テストの時よりも、聞き取ることができ、実力が付いたことを実感することができました。

テストが終わった後、クラスメイトと先生で写真を撮りました。クラスのグループラインでは、留学が終わってもみんなで連絡を取り続けようと話し、実際テストがすべて終わった次の日に、クラスメイトと担任の先生でズームを使って、真実か挑戦かゲームをしました。これは、WeChatのサイコロ機能を使って数字が一番小さい人が誰かを指名し、質問をしたり何かをさせたりします。当てられた人は絶対に本当のことを言ったり、言われたことを実行したりしなければならないというゲームです。このゲームを通して、普段の授業だけでは知ることのできない一面を知れたし、何よりもとっても楽しくて、気づいたら2時間もゲームをしていました。国もバラバラで、時差もありますが、オンラインで交流を深めることができ、仲良くなれたことは本当にうれしかったです。素敵な先生とクラスメイトに出会えただけでも、復旦大学に留学してよかったと思いました。コロナが落ち着いてみんなと中国で会うその日のために、これからも中国語の勉強を頑張ろうと思いました。