「新学期を向かえて」福田悠(復旦大学)

3月になり、新学期が始まりました。クラスもまた自分でレベルを選んで決めなければなりませんでした。同じレベルのクラスが二クラスあり、先生も生徒も時間帯も違うため、迷っていました。時間帯が午前中のクラスの方が、自分の時間もできていいかなと考えましたが、もう一つの午後のクラスには前期一緒に頑張ってきたクラスメイトがいたので、その子たちにクラス選びに迷っていることを連絡してみました。すると、そのクラスメイト達は、一緒にまた頑張ろうよ、別のクラスに行かないでと引き留めてくれました。私は、とてもうれしく、時間帯よりも先生やクラスメイトを優先して、午後のクラスに決めました。

そのクラスは、一番上のクラスということもあり、みんなレベルが高く、私よりも中国語学習歴が長いです。その中で必死に食らいついて頑張っています。人数が7人ということもあり、全員一回は発言を求められるし、日本人も私以外いないので、日本について聞かれたら、私が答えなければならないので、緊張感もある一方、喋る機会があってうれしいです。また、以前よりもヨーロッパの学生が多く、よく発言するので、議論したり、授業中に笑ってしまうような面白いことがたくさんあったりして楽しいです。

3月のレポートのテーマが中国語の学習方法ということですが、実は3月は少しモチベーションが下がっていて、今までやっていた単語やドラマを観ることをいったん中断していました。周りの高いレベルに圧倒されて、私は何をしているのか、自分の中国語は本当に伸びているか、といろいろ考えると、だんだん先が見えない不安に押しつぶされそうになりました。しかし、立ち止まったままでは前に進めないので、4月からは気持ちを切り替えて、頑張ります。