「前期を終えて」大野瑚子(上海財経大学) 

私の上海での留学生活も折り返し地点に到達しました。入学してから前期の終業式までの時間はとても早く感じられました。前期の半年間は、様々な面で成長できたなと思う反面、もっとこうすればよかったなと思う面も少々あるので、それらを踏まえた前期を過ごしてみて感じたこと、改善点、そして後期の目標について述べていきたいと思います。

前期の学校生活を振り返ると、学期の初めは日本人のルームメイトがいたことに加え、学内に日本人学生が比較的多かったこともあり、日本人同士で行動する時間が自然と長くなっていました。しかし、レベル分けが行われ授業が本格的に始まってからは、私の周囲には授業中に積極的に発言する学生が多く、その姿勢に刺激を受け、私自身も発言や発表に主体的に取り組むようになりました。こうした環境の変化をきっかけに、さまざまな国籍の学生と交流する機会が増え、日常的に中国語で会話する場面が多くなったことは、私の語学力の向上に大きく影響したと感じています。

また、前期の学習過程の中で、特に自分の語学力の成長を実感できた機会が二度ありました。

その一つがクラス長会議です。前期の半ばに、各クラスのクラス長と、その補佐として選ばれた学生が集まり、学校生活や寮生活について教員と意見交換を行う会議が開かれました。参加者には言語生だけでなく予科生も含まれていたため、発言は英語または中国語で行うよう求められました。私は中級クラスに所属していたので、中国語で発言することに挑戦しました。同級生から先生に伝えてほしい内容を託されていたこともあり、自分の語学力で正確に伝えられるか不安を抱えつつも、緊張の中で発言を行いました。ところどころ言葉に詰まってしまう場面はありましたが、自分の拙い中国語でもなんとか思いを伝えることができました。先生方も私の意図を丁寧に汲み取ってくださったおかげで、学校生活の改善に少しは役立てたのではないかと感じています。このクラス長会議での経験は、自分の言葉で伝えようとする挑戦の姿勢の大切さを実感すると共に、前期の授業などでの学びが確かに身についていると感じられる貴重な機会になりました。

そして、終業式では、前期を振り返るスピーチを担当させていただきました。全クラスの先生方と生徒の前で話す機会はこれまでになく、私にとって初めての挑戦でしたが、前期の間親身になって勉強を教えてくださった先生方や、分からないところを互いに助け合いながら励んできたクラスメイトに見守られ、落ち着いて壇上に立つことができました。スピーチの原稿は一から自分で考え、担任の先生に添削していただきながら仕上げました。授業で習った四字熟語を取り入れたり、文法の使い方に気をつけたりしながら発表をし、自分自身にとって前期の学習過程を振り返ることのできる良い機会となりました。

これらの経験を通して、自分の語学力の成長を確かに感じることができました。しかし同時に、後期に向けて改善したい点も明確になりました。特に、学習量についてです。前期の過ごし方としては、週3日は午前中で授業が終わるため、寮に戻って2〜3時間ほど復習と予習を行い、その後はルームメイトと談笑したり、自分の時間を過ごしたりしていました。一方で、クラスで成績一位の学生はテスト期間でなくても毎日図書館で勉強していたと聞き、自分との意識の差を痛感しました。語彙力の不足も明らかに感じていたため、後期からは復習・予習に加えて自己学習にも力を入れ、悔いのない学校生活を送ります。

そして、後期の具体的な目標としては、クラス内成績でトップ3に入ること、そしてテストで全科目9割以上を取ることです。また、学習面以外に挑戦したいこととして、学校で開催されるイベントへの積極的な参加があります。あまり外交的な性格ではないこともあり、前期では参加できたイベントが限られていましたが、後期はより多くの活動に参加し、交流の輪を広げていきたいです。