「~前期を振り返って~反省点と今後の目標」松本莉欧(上海外国語大学)

前期を振り返って

①大学生活

留学当初は、すべて中国語で進められる授業に集中力を要し、授業後は一気に疲れを感じる日が続いていました。

また、留学生と会話をする中で、流暢に中国語を話す学生を前にすると委縮してしまい、頷いてばかりで会話を避けていたように思います。

私には一番上のクラスに所属していた韓国出身の友人がいます。彼女は私が言葉に詰まっていると「ゆっくりで大丈夫だよ」と声をかけ、私の伝えたい内容を理解しようと常に向き合ってくれました。彼女との交流を通して、流暢さよりも伝えようとする姿勢の重要性を学び、自分の今知っている単語の中からでも精一杯中国語を使おうと思えるようになりました。また彼女も、母語でない言語で即座に伝える難しさを理解しているからこそ、私に対するあの姿勢につながっていたのだと思います。

②学習面

留学前の学習計画書では、「中国語で自分の意見を原稿なしで自然に伝えられるようになること」を目標としていました。現在は、自分の考えをその場で言葉にして伝えること自体は可能になってきています。しかし、細かなニュアンスや言葉選びの精度という点では、まだ十分とは言えません。

自分の表現が本当に意図した通りに伝わっているのかという点においては課題を感じており、語彙力と文法理解のさらなる向上が必要であると認識しています。

③現地の人との会話

振り返ると、留学当初は「言葉が通じた」という事実だけで達成感を覚え、どこか旅行時の延長のような感覚でコミュニケーションをとっていた部分がありました。

現在は、会話を通して相手の考え方や価値観に触れる機会が増え、そこから得られる気づきが多くあります。

自分が直接会話を通じて得た理解は、温度感も伴い、メディアで同じ内容を見聞きした場合とは受け取り方が大きく異なると感じています。

④自分の中での変化

以前のレポートで少し触れましたが、留学に来てから自分と向き合う時間が増えました。日本での日常から離れ、中国で毎日新しい刺激に触れる中で、自分の思考や感情の動きに敏感であろうとした結果、自己理解が深まったと感じています。

反省点

学習面でアウトプットに偏りすぎてしまったと反省しています。「せっかく留学に来ているのだから、できるだけ中国語を使う場面を増やそう」という思いから、公園で話しかけてみたり、留学生との会話を積極的に重ねたりしていました。

しかし、会話を通して習得できる語彙や表現には限界があり、先生からは文法の基礎理解が不十分であることが指摘されました。実際に、自分の感覚に頼って話している部分が多かったと思います。今後は、実践と並行して基礎文法の復習にも計画的に取り組む必要があると考えています。

今後の目標

一つ目は、現地の中国人学生と定期的に交流する機会を設けることです。前期は留学生同士で過ごす時間が多く、現地学生との関わりは限定的でした。現地に滞在している、そして学生である今だからこそ得られる人間関係を大切にし、自ら機会を探し、必要であれば主体的に機会を作っていきたいと考えています。

二つ目に、単に意味が通じる中国語ではなく、自分の意図や言葉のニュアンスにできるだけ近い表現ができるようになることです。そのために、語彙の幅を広げるだけでなく、文の構造を意識しながら学習を継続していきたいと思います。

春節期間の上海ディズニーの様子

春節限定グッズ

春節限定のプロジェクションマッピング。ひと目で上海ディズニーだと分かる特徴的な色使いが印象的です。